ちょい虹:映画情報、読書感想ブログ

キャッチコピーや映画、書評などを中心としたブログです!

売野機子「ルポルタージュ」の感想。打ち切りにしないで!現代社会の恋愛や家族について考えさせられる傑作。

 これは、まだ全然有名になっていない漫画なのですが、凄い掘り出し物のコミックを見付けてしまったのでご紹介します。「この漫画が凄い!」とか朝日新聞の書評に掲載されたりもしたみたいなんですが、まだまだ知名度は低い~~。

 けれど、漫画を読んでこんなに興奮したのは久しぶりです。

 2017年8月24日に2巻が発売され、次は2017年11月下旬の刊行予定だとか。「バーズ」という、大人女子向け(?)の漫画雑誌に連載されてます。

 

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映画「ワンダーウーマン」の感想・口コミは?鋼鉄のバレリーナがぶっ飛ばす!

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 女だけの島で育った、最強アマゾネス戦士のダイアナ。

 島に不時着した男性パイロットがきっかけで、広い世界に乗り出すことに。

 主演のガル・ギャドットはイスラエル国防軍にも所属していたことがあり、ミス・イスラエルに選ばれた、まさに強い美女である。

 女性も男性も、このしなやかさと美しさに惚れ惚れしてしまいそうだ。

 アメリカでは、2017年夏のNO.1ヒット作!

 さて、映画としては出来はどうなのだろうか。

 評判や口コミをチェックしてみた!

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映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」感想。妄想男子と小悪魔ナズナの、夢の果て…(2017年版)

hanabi

 あまりの妄想っぷりに、オンナとしては、見ていてたまに、恥ずかしくなってプルプル震える瞬間も。しかもヒロインのなずなが天然小悪魔過ぎて怖い。

 岩井俊二原作の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」アニメにもなっていましたが、映画版を観てきました。

 簡潔にいうと「中学生男子の妄想が詰め込まれた映画」。(でいいのか?(笑))

 

 「BOYS BE」かよ、とか思って付いていけないシーンもありつつ。全体のアニメの豪華さに救われて、そこそこ楽しめた。

 

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進撃の巨人23巻のあらすじと感想。驚愕の展開!視点が逆に。「名誉マーレ人」とは・・・。

 壮大な軍事絵巻が繰り広げられ、謎が怒涛の勢いで解かれていく、一段と世界が広がった「進撃の巨人」。

 

最新刊23巻が発売されたので早速読んでみた!

 

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スパイダーマン ホームカミングの感想・評判は?前代未聞!15歳のスパイダーマン。

#Movie #Poster Spider-Man: Homecoming (2017) [2025 x 3000]

 今度のスパイダーマンは、史上最年少!15歳という設定で、少年的なまだ細い体がすばしっこく、しなやかに動き回る!少年なだけにフレッシュだし、アクションシーンもどこか爽やかさが漂う。

 しかも、今回の宿敵はというと、地球外生命体の残骸から作り出されたという、ターミネーターとオオコウモリを合わせたような、なんとも魅力的な姿のモンスター機械。

 これは面白そうなのだが、口コミや感想はどうなっているのだろうか?

 チェックしてみた!

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「ザ・マミー呪われた砂漠の王女」の感想や評判。怖くない上に窓ガラスが意味なく割れる?

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 暑い夏にピッタリの、ゾクッとするような、ホラー・アクションムービーが「ザ・マミー呪われた砂漠の王女」。

 オリジナルは、今でもマニアの多い往年のユニバーサル怪物映画の一つ「ミイラ再生」だ。

 トム・クルーズが、飛行機の中で、ロンドンで、中東の砂漠で駆け巡る・・・。しかも、五千年前のミイラ女王が巻き起こす怪奇現象は、なんとも不気味だけど迫力あり。

 ナミビアの砂漠でのロケでは、街を一個作り上げて、それを爆発炎上させるという大がかりなことまでして撮影されている。

 どんな映画に仕上がっているのだろう。

 口コミや感想をチェックしてみた。

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「影裏」を読んだ感想。渋みあるゲイ小説の世界。釣りと煙草と日本酒と。【沼田真佑作2017年上半期芥川賞受賞作あらすじ】

 2017年夏の芥川賞が発表になった。多くの人の予想と異なり?受賞したのは、沼田氏の「影裏」(えいり、と読む。かげうらでなく)。五月に文学界新人賞を獲ってデビューしたばかりなので、トントン拍子である。

 はっきしいって、最近の芥川賞はつまらな過ぎて全くチェックする気がしていなかったのだが、これがLGBTを扱っていること、それに震災についても書いているということで、興味を引かれて読んでみることにした。

 

影裏 第157回芥川賞受賞

影裏 第157回芥川賞受賞

  • 作者:沼田 真佑
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2017-07-28

 とても静かで淡々とした小品だった。

 とても短い。

 この短さもあってか、途中で放り出したい気には全然ならずに最後まで読めた。

 他人の日記を読んでいるかのような感覚に陥るというのも、飽きなかった理由かもしれない。

 

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