主などの映画の悪役たちが逆に主人公になり、悪で持って悪を制する!という奇妙なテイストの作品。
世界中のコスプレイヤーも、盛り上がっているようだ。
ちなみに、「スクワッド」(チーム)でありまして「スクワット」(膝を曲げ伸ばしする体操)ではありませんぞ汗
スーサイドスクワッドのあらすじ・予告編
映画『スーサイド・スクワッド』予告1【HD】2016年9月10日公開
政府は牢屋の中に入れられている極悪人達を起用して、
自分たちの手ではできない「汚れ仕事」をやらせる機密プロジェクトを立ち上げた。
そのメンバーには一撃必殺の、世界がもっとも欲しがる暗殺者デッドショット、ジョーカーの恋人ハーレー・クイーン、キャプテンブーメラン、ディアボロ(人間火炎放射器)、キラークロック(怪力の爬虫類おとこ)、エンチャントレス(元考古学者だが、断続的に古代の魔女に乗り移られる)など、奇妙な面々があふれている。
少し遅れて紹介されるのはカタナ(”魂を盗む”日本刀を持っている)と、スリップノット(どこにでも攀じ登れる)の二人だ。
彼らスーパー悪人同士の恋模様も仕組まれているらしい。
予告編では、なぜかあのクイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が使われてます。
その曲が好きな私は気分が盛り上がった。
そして、白塗りした髪がピンクだったりする悪役ヒーローたちのファッションやメイクはパンクでなかなかお洒落!
スーサイドスクワッドの監督やキャスト
監督・・・デビッド・エアー
出演・・・デッドショット役=ウィル・スミス
ジョーカー役=ジャレッド・レト
ハーレイ・クイーン役=マーゴット・ロビー
リック・フラッグ役=ジョエル・キナマン
アマンダ・ウォーラー役=ビオラ・デイビス
バットマン最大の敵「ジョーカー」を演じるのはアカデミー賞俳優のジャレッド・レド。それにウィル・スミスなど、豪華キャストに彩られている。
日本公開日や上映時間
- 上映時間・・123分
- 日本公開日・・2016/9/10
- 製作費用・・・175ミリオンドル(約一億七千五百万円)
- 配給会社・・・ワーナーブラザーズ
スーサイド・スクワッドの口コミ・評判をチェック!(ネタバレ有・・・)
批評家の感想は?
やたらと打ち明け話が多いオープニングと、内輪揉めの会話が多い中盤のために、スーサイド・スクワッドには、実際のアクションシーンのために残された場面が著しく少ない。けれど。これは実際いいことなのだ・・。
なぜかというと、アクションシーンは、歯切れがわるくて、独創性がないからだ。
キャラクター構築のせいもある。メンバーの中でもディアボロは、真に超人的力を持った人物だが、のちに明かされる背景が理由となって、それを使うのを最初はためらう。
そんなわけで他のキャラクター達が行う、暴力的な銃撃シーンや斬撃シーン、野球のバッティングによるアクションはすぐつまらないものになってくる。最初の大きなアクションシーンも、スクワッドが戦っている敵の姿を見せようとしないことで、損なわれている。
情熱のない戦闘シーン、お涙頂戴の挿話、噴飯もののクライマックス・・・。私は、この映画のずさんなクオリティを説明してきたが、まだ君が説得されていなかったら、永久にそれを分かってもらえそうにはない。
アトランティック紙 クリストファー・オー
「悪魔への憐れみの歌」「ボヘミアンラプソディー」など、BGMはヒット曲のオンパレードで趣味が良くない。
~・・・とはいえ、この映画は悪党たちがこの次に何をするのか、私たちに興味を持たせるという点で、存在に値する。彼らは悪人の汚れた足でもって、世のためになることができそうだ。
トロント・スター紙 ピーター・ハウウェル
この映画は、一生懸命に、ファイトクラブやデッドプールのような作品みたいに、世の中の秩序をひっくり返すような、不敬なものであろうとしているけれど、結局はリスクを避けているように思える。
ウィル・スミスのぶっきらぼうで横柄な台詞の言い回しが、唯一、観客からしっかりと喜びを引き出してくれる。
封切り期日に間に合いそうもなくてスタジオはパニックに陥っていたのではないかとうかがわせるような兆候があれこれ見られる。
登場人物達は過去を回想するのだが、そのうちの何人かの回想はされないままに終わっているのも一つだ。アニマルズの「太陽の当たる部屋」やグレイス・シーウェルの「わたしはあなたのものじゃない」など、サントラも良く使われるような曲、昔からある黴臭い歌ばかりで、げんなりである。
NPR紙 クリス・クリメック
観客の感想より
他の人がつまらないと言ってたからあまり期待してなかったけど、思ったより面白かった。コアなファンは不満だろうけど。ちょっと上映時間が長かったけど楽しめた。私がふだん好む映画のジャンルとは正直全然違うんだけど。
ガオアフィア ロッテントマトのホームページより
「バットマンVSスーパーマン」ほど酷くはないかな。でもそれって、ヒラリー・クリントン候補は、ドナルド・トランプ候補ほど悪くはないって言うのに似ている。結局どっちもヒドイ。
フィリップM ロッテントマトのホームページより
まとめ
どうも、あまり評判は良くない。
主人公達が弱すぎるとか、ラストがイマイチとかいう意見が多かった。でも魔女にとりつかれた考古学者は、その古代の魔女の心臓をカバンに入れて持ち歩いている(リスペクトを示すため)とか、色々設定自体の面白いところはありそうだ。
豪華俳優陣と、メーキャップなども見どころだろう。
あと、サウンドトラックも好みが分かれそう。
ヒット曲をふんだんに使っているから、どこかで聞いた曲が沢山流れると思われる。
知っている曲だと盛り上がれるというタイプの人と、あんまりヒット曲ばかりだと興ざめするという音楽ファンの人がいると思う。
後者のような人には、あんまり楽しめないのかもしれない。