200万年前に絶滅していたはずの、超どでかい鮫、メガロドンが、深淵から急上昇、人々を襲いまくるという、怖そうな映画。
全長23メートルというから、縦にしたらビル6階くらいにも達する大きさである。予算も169億円を費やしているというから、極上のパニック映画が見れそうである。
水泳シーズンが終わろうとしている時だから、良かったかな・・?
「メグ」って略称は、なんか女の子みたいで可愛いんだけどね・・・(;^_^A
それでは、実際に観た人の感想や評価をチェックしてみた。
MEG ザ・モンスターの原作本は?
原作本はこちら。スティーブ・オルテン作。
この作家さんは、スポーツ医学修士と博士号を持っていて、会社経営をしながら、自分で海洋学・古生物学の調査を続けてきた方だとか。
専業作家ではないんですね。
趣味で研究するくらいなので、相当に古代生物が好きなんでしょう。
その知識を活かして、冒頭から圧倒的なスリルが経験できる小説になっています!
もともとは日本でも1997年に単行本として発売されてます。
あ、でも今回の映画は原作には、それほど忠実ではないようです!
MEG ザ・モンスターの予告編とあらすじ
主人公ジョナスは、深海でのレスキュー作戦中に、もう絶滅したとされていた巨大鮫、メガロドンに出くわす。
そしてチームメンバーのうち二人を、他のメンバーを助けるために見捨てることになってしまった。彼らの死について非難され、また「何かが海の奥底に潜んでいる」という主張は誰にも信じて貰えず、ジョナスは今や、タイの海辺で連日酔い潰れて堕落してしまっていた。
しかし、深海レスキューの実績を買われて、彼は上海の海中研究施設での仕事に雇われた。前妻のロリーが、たまたま海溝で謎の巨大生物に襲われて座礁した研究用の潜水艦を運転していたので、彼はこのミッションを引き受けることにしたのだ。
研究チームは、色々なバックグラウンドを持つ人々や野望を持つ取り巻き達だった。
ミンウェイ博士とその娘スイン。億万長者の投資家ジャック。技術者たち。
そしてジョナスを目の敵にするヘラー博士、スインのおませな娘、メインである。
彼らは、深海でメガロドンに出くわすことになる。
さらに、この巨大な怪物鮫は、一行を追って、海の上の方に来てしまったのだ。いまや上海のビーチも危なくなってしまった!
MEG ザ・モンスターの監督やキャスト
- 監督
ジョン・タートルトーブ
- 出演
ジョナス・テイラー・・・ジェイソン・ステイサム
「ワイルドスピード」にも出演していたジェイソン・ステイサム。
実は、元アスリート。
イギリスの飛び込み水泳の代表選手で世界大会では12位まで獲得しているというから本物である。
ステイサムには、今回の水の中でメガロドンと対決する役は最適だといえるだろう。
スーイン・・・リー・ビンビン
中国出身の綺麗なお姉さん、リー・ビンビン。国際派女優で、近年は「バイオハザード」などにも出演している。
ジャック・モリス・・・レイン・ウィルソン
ジャックス・・・ルビー・ローズ
レズビアンであることも公表しているが、中性的な雰囲気が格好いいお姉さんだ。
MEG ザ・モンスターの上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・113分
- 上映方式・・・2D/3D
- 日本公開日・・・2018年9月7日
- 配給会社・・・ワーナーブラザーズ映画
- ジャンル・・・パニック、アクション、スリラー
MEG ザ・モンスターの感想や評価をチェック!
メガロドンとガチンコ対決する主人公が熱い!というレビュー
中国との共同制作映画で、面白い広告「PLEASED TO EAT YOU」(※ プリーズド・トュー・ミ―チュー お会いできて嬉しいな、じゃなくて 食べれて嬉しいな。になっているというギャグっぽいコピー)がポスターでお馴染みだったけれど、おバカで間抜けな楽しさを約束してくれる夏の映画。
キャストは国際的で、巨大ザメとの対決シーンはスケールが大きく、アクションなんかの面で観客の期待の上を行ってくれる。
キャラクターの人生についてはあんまり物語られないけれど、この映画ではそれがなくても楽しめる。ジョナスは、お喋りな女の子メインと、その無茶する母親スインにひきつけられてミッションに参加し続けるのだ。
ジョナスが釣り船から、わずかに銛だけで持って、メガロドンと戦いに行くシーンがある。観客は思わず手に汗握るだろう。
It's Statham vs. shark in 'The Meg,' and you're gonna need a bigger popcorn - Chicago Tribune
ケイティ・ウォルシュ氏評価より
予告編に釣られたけど、あまり面白くない・・というレビュー
ある意味、僕はこの映画に釣られてしまった感じ。予告編から予想する映画と違っていた。宣伝では、「メグ」は、名作「ジョーズ」の規模を、ジュラシックパーク的な側面を取り入れて超えていく、壮大で奇妙なモンスター映画に見える。
けれど、ちょいとこの映画は、シリアスに作られ過ぎていた。面白かったのは、主人公ジョナスがたまに言う決め台詞くらいだった。
一番ガッカリしたポイントはどこだったかというと、凄く単調だったことだ。緊張感が無さ過ぎで、ハラハラドキドキな感じも不足している。僕は欲求不満になり過ぎて、映画を観ながらギリギリ歯ぎしりしてしまった。
「メグ」は、英語圏だけでなくて、もっとワールドワイドな観客に向けて作られている。アクションっていうのは、人間ドラマとかコメディよりも、もっと色んな国の人が楽しめる要素だ。そんなわけで、「メグザモンスター」は、めっちゃ、スペクタクルなシーンに頼っている。衝撃音、フラッシュ、特殊効果とかに。そして会話はあまり取り入れていない。ハリウッドは、国際的な観客に受ける映画を意識的に作っている。パシフィックリムみたいに。
僕の、小学三年生になろうとする息子は、すっごくこの映画を観たがってた。たしかに、この映画は8歳くらいの子供のレベルに照準を合わせて作られているような作品だ。キャラクター達はあまり個性がないし、特殊効果も、まあまあ平均よりはうまく出来ているっていうくらい。ジョナスとビンビンのロマンスも、そんなにロマンチックじゃないし。
Meg, The | Reelviews Movie Reviews
ジェームス・ブラディネリ氏評価より
「MEGザモンスター」一般観客の口コミをチェックしたよ。
- これはR指定ホラー映画ではないし、色んなジャンルの組み合わせになってる。スリラー、SF、それにコメディ・・・時に、これらのコンビニ―ションは失敗しているけど、うまくいっている場面もある。
- 鮫が出てくる映画って好きなんだけど、この映画の鮫も大好き! この映画の鮫は、本当に動物で、人間を出し抜けるような計算高さがあったりとか、復讐心があったりとか、そういう現実離れした側面は持っていなくて、リアルに鮫だった。そこがいい。
- 面白い映画だった!物語が動き続けるし、好きになれる登場人物たちが出てくるし、ユーモアやサプライズもあって、ずっと飽きずに見ていられる。傑作ってほどじゃないのかもしれないけど、個人的な今月の映画ベスト3には入るよ。
MEGザモンスターの見どころまとめ
面白いかどうかは、大体半々くらいに分かれていました。
中国の上海が舞台で、キャストにも中国人俳優を起用していて、欧米だけでなく、アジアの観客にも楽しんでもらえるように作った映画といえるでしょう。
それもあって、大味といえば大味な、万人受けの作品になっているようです。
そこまで繊細な映画的深みとかはなさそうですね。
本物の水泳選手であるステイサムの水中シーンには注目したい!