ちょい虹:映画情報

人生道草しまくり迷いまくりのstray dogが遂に故郷を見つけるまでの物語。

ビガイルド欲望のめざめの感想・評判は?面白いorつまらない?ソフィアコッポラの最新作!

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「ロスト・イン・トランスレーション」や「バージン・スーサイズ」などお洒落なガールズ・ムービーを作り出してきたソフィア・コッポラ監督の新作がついに登場!

 今度は、一人のイケメンを巡って、女たちが壮絶な戦いを繰り広げるという・・しかも、ニコール・キッドマンやキルステン・ダンストなど魅力的な女優揃いで、これまたスタイリッシュな映像で!!

  カンヌ映画祭で監督賞も受賞した作品です。

 

 これは楽しみだ・・・。

 さて、評判はどうなのだろうか。

 早速、チェックしてみた!

 

 

「ビガイルド欲望のめざめ」の予告編とあらすじ


映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』本予告

 

 アメリカ南北戦争時代、南部のプランテーションが舞台だ。

 それは1864年、バージニア州の田舎でのこと。

登場人物は、全寮制の女子校の寮母、ミス・マーサ、バーニー伍長、それに彼が茂みの中で瀕死で倒れているのを発見した、寮に入っている女の子たちだ。

  このイケメンのバーニー伍長に、女子校の先生も生徒も皆夢中になってしまう。

 戦争が目と鼻の先で起こっているにも関わらず、学校の内側でフランス語を習っている、俗世離れしたガールズ達。

 ある日、森の中でキノコを摘んでいた少女たちは、脚を怪我している連邦軍(北部)の兵士を発見した。先生や生徒たちは、彼を南部連合の軍隊に引き渡すことはせず、彼が回復するまで面倒をみようということになった。

 マーサ先生は彼を「招かれざる客」と呼ぶものの・・・。

 兵士のバーニーは、学校中の注目の的になった。まだ小さな女の子たちにとっては、単なるミステリアスな異邦人、成長した女の子たちや教師たちにとっては、バーニーは異性としても魅惑的な男だった。

 教師たちは彼に接近するのだが、バーニーはとある女生徒を選ぶのだった。

 ある日、彼が部屋で生徒とキスしているのがバレてから、騒ぎになる。教師は彼を問い詰め、バーニーは誤って階段から転げ落ちてしまう。

 やがてバーニーは苦境に陥る。そして彼が感情にまかせて何か乱暴なことをするのではないかと恐れた教師と生徒たちは、ひそかに彼を抹殺してしまおうと計画を始めるのだった・・・。

 ・・・けっこう、怖いシナリオです(;''∀'')

 

 タイトルにもなっている「ビガイルドbeguiled」とは、「騙す、欺く」という意味。

さて、誰が誰をあざむくのか、お互いに騙し合うのか・・?

「ビガイルド欲望のめざめ」監督や出演

  • 監督

ソフィア・コッポラ

  • 出演

マクバニー伍長・・・コリン・ファレル

Colin Farrell


 「マイノリティ・リポート」や「ハリポタ」などに出演して、ここのところ脂の乗っている俳優さん!

 ワイルドなんだけど、どこか「濡れた子犬のような瞳」をしたスウィートさも兼ね備えてます。


ミス・マーサ・・・ニコール・キッドマン

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もうアラフィフィのはずなのに、相変わらず超綺麗でセクシーなニコール・キッドマンです。シャープな魔性の女感が、同性からみても魅惑的・・・。

 

エドウィナ・・・キルステン・ダンスト

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 ソフィア・コッポラ監督の常連、ダンストは、

マリーアントワネットでカンヌ映画祭の賞を獲っています。どこかイノセントな印象がある女優さんですね。

 

  • アリシア・・・エル・ファニング
  • エイミー・・・オオーナ・ローレンス

 

「ビガイルド欲望のめざめ」上映時間や日本公開日

  • 上映時間・・・93分
  • 日本公開日・・・2018年2月23日
  • 配給会社・・・アスミック・エース
  • ジャンル・・・ラブロマンス、ガールズ・ムービー、ファッショナブル

 

「ビガイルド欲望のめざめ」感想やレビューをチェック!

どろどろした情熱が渦巻く!という評価

「ビガイルド」は、ソフィア・コッポラ監督が作った映画の中でも、一番血みどろで情熱渦巻く一本かもしれない。この映画の原作は1966年のトーマス・カリマンの小説だ。1971年にも映画化されている。

 1971年に映画化したのはシーゲル監督。映画のメインテーマは「女性が基本的に持っている、男性を去勢したいという欲望」だと言っていた。

 けれど、女性の内面を描かせたらソフィア・コッポラ監督に匹敵する者はいない。

コッポラは、優雅なハイソな社会が、身もふたもない不条理な現実に衝突した時の騒動をコミカルに描き、女社会に生きる心地よさや高揚感、それに不調和も描く(バージンスーサイズの時のように)。

 それから、ロストイントラスレーションの時よりもうまく、故郷を離れて見知らぬものに囲まれている時のヒリヒリ感をうまく描いている。

ジュリア・クーバー氏レビューより

Review: The Beguiled is Sofia Coppola’s bloodiest, most visceral film to date - The Globe and Mail

 

映像が綺麗で雰囲気も素敵だが、物足りないという意見

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△ダンスト演じる教師と、伍長のシーン

 

 この映画は。カンヌ映画祭で監督賞を受賞した。

受賞にはふさわしい映画で。コッポラは、ともかく雰囲気を演出することにかけてはピカイチである。そして、清涼な水が流れるように、素敵な場面から、次の美しい場面へとシーンはうつりかわっていく。

 太陽光が埃っぽい室内を映し出せば、観客にもその暖かさが伝わってくるし、絹ずれのような可愛らしい女の子たちの声も聞ける。

(この映画には、ほとんどBGMが使われていなくて、それも不気味な雰囲気を醸し出すのに役立っている)

 蝋燭は暗闇に浮かぶ少女たちの顔を照らし出し、くねった階段もぼうっと前に浮き出てくるような存在感がある。

 役者もいい。ニコール・キッドマンは穏やかに囁き、コリン・ファレルも魅力的で、心の内の暗がりをほのめかしもする。キルステン・ダンストも静かなメランコリックさを見せている。

 けれどムードさえたっぷりあればいいの?という疑問も浮かびはする。

ソフィアコッポラの映画は大抵そうだけど、美しさがすべてだ。視覚的には、うっとりさせるけれど、物語には力が入ってない。

 コッポラは原作に登場した黒人の奴隷少女などを映画の脚本からは削除している。

そんなわけで、美しい、夕方の日差しとか、ドレスとか絵のような綺麗なシーンについては、パーフェクト。そういう美しさについては・・・。

モイラ・マクドナルド氏れびゅーより

Review: In ‘The Beguiled,’ a girls school turns out to be an unsafe refuge | The Seattle Times

 

一般観客の口コミもチェックした!

  • 映画よりも演劇の舞台向きの話だったかもしれない

 

  • とても官能的な雰囲気に満ちていた。ニコール・キッドマンとキルステン・ダンスト最高!

 

  • フェミニスト的な側面もあった

 

  • 人によって好みが分かれそうな映画。ま、コッポラの映画ってそうだよね。

 

  • 役者の演技の細かいディティールまでしっかりとらえられていて、登場人物との親密感があった。

 

  • 性的に欲求不満な女達が出てくるってだけで、つまらん映画だ!

 

  • クリント‥イーストウッドが出演してた前のバージョンの方が面白かった。イーストウッドの方が、ニュアンスがあって、何か思想的な深みがある演技を見せていた。コリン・ファレルにはそれがなかったな。前作ではマーサがバイセクシャルだというほのめかしもあったんだが、それも今回の映画には見られなかった。

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△イーストウッド版はこれですね。さすが存在感は凄いな・・。

  • あまりサスペンスやドキドキ感がなかった。

 

「ビガイルド欲望のめざめ」まとめ

 批評家の評判は70点くらい、観客からは48点くらいでした。

かなり好みが分かれそうです!

「バージン・スーサイズ」とか「ロストイントラスレーション」とか見たことある方ならお分かりでしょうが、ソフィア・コッポラ監督の映画は、ともかく「お洒落さ」「スタイリッシュさ」が前面に立ってくるのが特徴ではあります。

 なので、あまり思想的深みや、心理の掘り下げは期待しない方がいいかと・・・。

 

 それから、女たちの欲望に焦点を当てられているのもポイント。

「女は欲望なんて持たない!」と思っている、わりと古風な男性が見ると、違和感があるのかもしれません。

 フェミニストなテイストが入っているようですね。

 ともかくも、映像はとても綺麗そうです。可愛い女子、綺麗な女性がたくさん出てくるのを見たい人にはぴったりではないかと思います。

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