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アングリーバードの感想・口コミ。鳥さんが豚さんの住みかに、パチンコ玉になって突撃~。子ども向けギャグまんさい??

A gift from my wife

 飛べない鳥たちの、ドタバタ大冒険を描いた映画。もともとはフィンランド発のアクションパズルゲームだったのだが、キャラクターの魅力にハリウッドが目をつけて、このたび長編アニメとして劇場に登場!

 愛くるしくて面白い、個性的な鳥たち。

おこりんぼのレッドに、細っこくてペラペラしゃべりまくるチャック、ビビると爆発してしまうボムの三匹が繰り広げる愉快な物語。

評判は感想はどんな感じなんだろう?レッツ・チェック!

 

 

アングリーバードの予告編とあらすじ


映画『アングリーバード』レッドのタマゴ救出ミッション編

 鳥さんを、パチンコ玉のように飛ばして敵に当てるという、ケータイのゲームだったこのアングリーバード。アンドロイドでは無料だったので、楽しんだ人も多いかと思う。

 映画では、ついに彼らがアングリー(怒って)いたわけが分かる、ということで、

あるところに飛べない鳥たちがすむ、平和でハッピーな島があった。

 その中では、三匹の変わり者。レッド、ボム。チャックがいた。

 ある日、なぜか緑色の豚さんたちが島におしかけてきて、鳥たちの卵を盗んでしまう。

普段は、はみ出し者だった三匹が、今こそ活躍する時。卵を返せ~!と、彼らの大作戦が始まる。

 予告編を見ても、粘土細工みたいな独特の造形や動き、ユーモラスな表情は、なかなか目が離せなくなる。

アングリ―バードの監督やキャスト

  • 監督・・・ファーガル・ライリー、クレイ・ケイティス
  • キャスト・・・レッド役=ジェイソン・サダイキス

         チャック役=ジョシュ・ギャッド

         ボム役=ダニー・マクブライド

  • 日本語吹替版声優

         レッド役=坂上忍

         チャック役=勝杏里

         ボム役=乃村健次

日本語吹替え版では、坂上忍が皮肉屋のレッド役を演じている。

忍ちゃまの、ちょっとキレ気味な芸風?にもあっていそうだ。

 

アングリーバードの上映時間や日本公開日

  • 上映時間・・・・97分
  • 日本公開日・・・2016年10月1日
  • 配給会社・・・ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
  • 上映方式・・・2D/3D

 

アングリ―バードの感想や評判をチェック!

好意的感想

はみ出し者で皮肉屋として明確に描かれてるレッドは別として、他の二匹のキャラクターは、脚本上も、声優の演技によっても、そんなにうまく描写されているわけではない。チャックは、怒ってるというよりも、熱狂的に動きまくっているし、ボムは、体内にガスがたまりやすいという体質だけど単に大きくて気の優しい鳥として描かれている。

 大人に向けられたジョークもある。キューブリックの映画「シャイニング」を思わせるシーンが登場したりする。そこでレッドは、あの映画のドアをバタンと閉める場面を正確に再現してみせる。

 子どもも大人も、豚さんらの島が破壊される様子は、オリジナルのアングリ―バードゲームで得られる爽快感をより大きくしたものとして、楽しく味わえるだろう。

ケイト・テイラー(ザ・グローブ アンド メイル紙)

まあまあふつう、という感想

何、今はソーシャルアプリまで、映画になっちゃう時代なの?そのうち、インターネットミーム(ネットで意味なく流行する、決まり文句や面白画像)まで映画になっちゃうかもね。このアニメーションは、オリジナルゲームの基本的な構成要素を面白いやり方で利用できている。まあ、とはいえ平均的なレベル以上の映画にはなってないけど。

 チャックとボムとレッドは、飛べない鳥たちの島のはみ出し者だ。あるとき、羽を生やした豚たちがやってきたとき、他の鳥は大歓迎してたんだけど、レッドは、豚さんたちには何か裏の目的があるんじゃないかと怪しんでいた。それで、彼らの陰謀を暴こうとするわけだ。

 もともとのゲームの、基本的な構成要素は、ときおりうまく、ときおりぎこちなく映画にとりこまれている。

 大人に向けられたシーンもあるにはあるが、これは子供むけにつくられた映画だ。サウンドトラックは、大人にとっての懐メロも含んでいるが。(ブラックサバス、スコーピオンズ、トーンロックなど)

マット・ブランソン(クリエイティブ・ローフィング紙)

 

つまらない!という酷評

アングリ―バードは、君が一週間で過ごす最悪の97分間になることだろう。

もし君の子供に連れていってとせがまれても、彼らが絶望して愚痴をこぼすのを聞いていたほうが、この映画をじっと我慢してみることになるよりはマシかもしれない。この映画は、ビデオゲームアプリに中毒性があるのと同じように、いやな感じだ。

 もし子供たちの欲求を聞いてしまったら、君は、映画の主人公のレッドと感情的にれ連帯感を覚えるだろう。始終、苦い顔で「こんちくしょう、割を食った!」と彼は叫ぶのである。

この映画は、かん高く叫ばれる駄洒落のコレクションであり、ポップカルチャーへの言及と、💩、おしっこ、鼻汁、ゲロといったたぐいのギャグが、ハチドリの羽ばたき回数のごとく一分間に無数に詰め込まれている。

 レッドは、緑の豚たちが、鳥たちの卵をぜんぶ盗もうとしていることに気付く。彼が思いついた解決策といえば・・・・かつてアングリ―バードゲームをやっていた者たちにはネタバレにはならないだろう・・・パチンコ玉のようにして、自分たちを豚の街に突撃させることだ。ほとんど、身を投げ出して、まだ生まれていないひな鳥たちを、むさぼり食われてしまうことから救おうとするのだ。

 この映画は、もし風刺の目的を持つ作品だったとしたら、もっと巧妙に、自己破壊というモチーフを、もっと風変りでハッとさせられるような仕方で伝えられたかもしれない。映画で使われる感傷主義や、子供向け作品の感傷的な要素、そのままのじぶんを愛すること、逆境を乗り越えること、普通と違った家族の中で受け入れられることなど・・・を風刺するチャンスは沢山あったと思う。

 これらは良いメッセージだけど、たぶん使い古されてもいるのだ。

とくに子供達には、明るく楽しさあふれたものになろうとして、親たちにはヒップでひねりのあるものになろうとして、けっきょく誰のためのものでもなくなってしまっている映画の中では。

 

まとめ

 ゲームでは、鳥さんたちが豚さんの住処を破壊する理由が明かされなかったので、なんとなく、こんなに鳥さんたちが破壊していいのかな?と思っていたら、映画で「卵を豚さんが盗んだ」ことが明かされたので納得した、という感想もチラホラありました。

 全般的に、評判は100点ちゅう、50点前後でしょうか。

子供むけなのは間違いないかと思います。

あとは、おばかなギャグの連続に、どれだけ耐えられるか…ということですが、これは人の好みによってかなり反応が違ってきそうです。。

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