R15指定で、ちょっとグロイが、世界中で大ヒットした「デッドプール」の続編。
マーベルコミックのX-MENシリーズから飛び出してきたキャラクターだ。
主人公は人体実験のせいで醜い姿に変えられてしまった傭兵ウェイド・ウィルソン、ことデッドプール。二本の刀を振り回して敵をバッタバタ!
今回もR15+指定!
派手なアクションとダークさ、それにコメディタッチもかなりきいている、スーパーヒーローものでは、ちょっと尖ったシリーズになっている。
・・・どうでもいいけど、デッドプールのビジュアルってどうしても、変態仮面を彷彿とさせる気がするよね・・・(;^ω^)
さて、二作目の評判はどうだろうか。
実際に観た人々の感想をチェックしてみた!
デッドプール2のあらすじ
「デッドプール1」が終わった直後から物語はスタートする。
今回新たに登場するのは、機械と人間が合成されたサイボーグ兵士のケーブル。若いミュータントを消すために、未来から派遣されてきた。このミュータントは、生き延びていれば悪い行為をしてしまうので、その前に消してしまうという計画だった。
一方、デッドプールは、「アベンジャーズ」にも似たスーパーヒーロー戦隊を結成した直後だった。主要メンバーはドミノ。(ザジー・ビーツ)
デッドプール2の監督やキャスト
- 監督
デビッド・リーチ
一瞬「デビッド・リンチ??」と勘違いしそうになりますが、赤の他人です。スタントマン出身で、「ファイト・クラブ」でもブラッド・ピットの身代わりとして活躍してました。「アトミック・ブロンド」で監督デビュー。
- 出演
ウェイド・ウィルソン/デッドプール・・・ライアン・レイノルズ
2008年から、3年連続で「もっともセクシーな男」ランキングに入っていたウェイド・ウィルソン。本作では満身創痍姿。「ウルヴァリン」などにも出演している。
ケーブル・・・ジョシュ・ブローリン
実は、「アベンジャーズ」シリーズ、「インフィニティウォー」で存在感を爆発させる最強の敵、「サノス」を演じているのがこの人。
・・・特殊メイクで全然わからないけれど・・・汗 今回はちゃんと素顔を見せて活躍してますよ!普通にイケオジ。
ドミノ・・・ザジー・ビーツ
右の女の子がザジーです。映画に出始めたばかりの新人さん!
ヴァネッサ・・・モリーナ・バッカリン
ラッセル/ファイヤーフィスト・・・ジュリアン・デニソン
デッドプール2の上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・120分
- 日本公開日・・・2018年6月1日
- 映倫区分・・・R15+
- 配給会社・・・20世紀フォックス
- ジャンル・・・マーベルコミック・スーパーヒーロー・アクションコメディ
デッドプール2の感想・評判をチェック!
ジョークが多すぎる、という意見
「デッドプール1」が二年前に出た時は、極端なほどギャグに満ち溢れた映画はマーベルコミックシリーズの中でも珍しくて、新鮮だった。けど、「デッドプール2」までの間に、他のマーベルシリーズも、これに倣えと、割とギャグテイストを入れるようになってきたのでは、最早この側面はとくに目新しいものではなくなっている。
デッドプールは今回もジョークを言いまくる。DCコミックやウルヴァリンなどのシリーズ作品についても冗談のターゲットとされる。
映画は、物語がうまく進んでいる時は、混沌とした中でキャラが暴れ回る、標準的なアクション映画だ。
僕は、あまり真剣すぎなくて冗談が入り混じるマーベル映画が好きだけど、「デッドプール2」に関しては、あまりに冗談を言いまくり過ぎている気がして、ちょっと気がそがれるのだった。
ピーター・レイナー評価より
'Deadpool 2' is a wisecracking, chaotically staged action romp - CSMonitor.com
インフィニティウォーより全然面白い!という意見
「デッドプール2」は、あほらしかった「アベンジャーズ インフィニティウォー」より全然面白い!
デッドプールシリーズは、しばしばシリアスで重くなり過ぎるスーパーヒーローものに、脱力感をプラスしてくれたし、唯一R指定が付いているシリーズでもあって、このR指定の醍醐味をあちこちで十分に見せつけてくれる。
デッドプール2は、前作にあった驚きには欠けているけれど、面白かった要素はそのままだ。ノンストップでまくしたてられるジョークから、見せ場盛沢山のアクションまで。レイノルドのカリスマ溢れる演技も健在。デッドプールというキャラクターになりきっている。デッドプールは気の利いたセリフをいいまくる奴で、今回は、もっと皮肉のきいたギャグを連発してくれる。
通常のドル箱映画の中では珍しく、ちゃんと伏線をはって、その伏線が後に活きてく作りになっている。
スーパーヒーローものの欠点としては、何度でも生き返っちゃうので、あまり死ぬことが問題にならないことだけれど、この「デッドプール2」は、それについても創意工夫を見せてくれていた。とにかく、クリエイティブで、浮かれ騒いでいて、エンタメ溢れる映画だった。
ステファン・シルバー氏レビューより
Film Review: Deadpool 2 is a Charmer | www.splicetoday.com
アクションが痺れる!という評価
監督のデビット・リーチは、トップクラスのスタントマンとして活躍してきた人間だ。だからアクションシーンについては知り尽くしていて、痺れるような見せ場を色々と見せてくれる。
この頃のアクション映画にありがちな欠点だけど、兎も角、デッドプール2も、「これでもか、これでもか」と派手なアクションを見せつけてくる傾向はある。
これは少しお腹一杯になってしまう。アクションは凄く熱狂的で頻繁に繰り返されるので、キャラクターの魅力をもっとじっくり眺める余裕がなくなってしまう。
ただそれでも、この映画は充分に自分を夢中にさせてくれた。
映画の途中で、デッドプールは「この映画(デッドプール2)が終わるまでに、お前も消されるんだ・・」という謎の声による警告を聞くことになる。これが物語のスパイスになってくれる。そしてこの伏線は、この映画でも一番面白おかしい場面へと繋がっていくことになるんだよね・・・これ以上話せないケド。
ピート・ハモンド氏レビューより
[WATCH] ‘Deadpool 2’ Review: Ryan Reynolds Returns And Earns His ‘R’ | Deadline
笑いがやり過ぎ・・という低評価
「デッドプール2」はやり過ぎ感がある。オープニングではいきなり、我らが不死身のヒーローが木っ端みじんにされ、頭や肋骨がスローモーションで転がっていくシーンが見せられる。
「インフィニティウォー」ほどに、沢山のキャラクターが出てくるわけではないけれど、「デッドプール2」を隅から隅まで満喫するには、舞台設定やキャラなどを、あらかじめ知っておく必要があるだろう。基礎知識を前提にした台詞やシーンもあるので。
主人公は時折、観客と映画の間の壁をぶち破ることすらする。観客席に座って、スクリーンを眺め、大袈裟なリアクションを取ったりする。ジョークがうまくいっている時には、色んな物語の筋が絡み合いすぎる「インフィニティウォー」よりは楽しめる。
けれど「デッドプール2」のお笑いには、中身がない気がしてきて、段々くたびれてきてしまう。アクションは格好よくできているけれど、他のシーンは、ガラクタをあれこれ継ぎ合わせてしまった感があって、センチメンタルなシーンも入っているが浮いていた。
サム・アダムス氏レビューより
Deadpool 2, starring Ryan Reynolds, reviewed.
一般観客の感想や口コミはどう?
- 血沸き肉躍るし、お下劣ジョークが詰まっていてイイ!
- ペースが速くて、面白おかしい。でもちょっとジョークは無理している感じがあるし物語の筋は、ちょいと複雑過ぎて頭が混乱してくる。でも自分はたくさん笑ったし、この「ダークプール2」は好きだった。でも1の方が魅力的だった。
- 「デッドプール1」よりも笑えるし、エモーショナルだし、ワル格好いい!2の方が良かった。ただ、とあるティーンエイジャーが繰り出す自虐的な「でぶっちょ」ギャグが、ちょいとしつこかった。でもオープニングシーンから爆笑できたし、もう一回観に行く!
デッドプール2の見どころまとめ
ともかく、スーパーヒーローものにして、お下劣&シニカルなギャグを繰り出しまくる!というのが一つのみどころです。
主演を務める「セクシーな男」一位に選ばれたことのあるライアン・レイノルズは、マスクで顔を隠されているシーンが多くても、魅力を発揮しています。
見た人の8割くらいは面白いと評価していました。
あとは、ギャグがとばしすぎでついていけなくなる人もいるようです・・・。この辺は個人差がありそうですね・・。