ロバートデニーロの筋肉、老いてなお「脱いでも凄いんです」をキープしている。この映画では肉体を披露。そして半裸でお下劣ギャグをてんこもりする!
何十年かぶりに独身になって、好きなことを破天荒にやりまくるお祖父ちゃん(デニーロ)と真面目な弁護士の孫が一緒にドライブに出かける、変わったロードムービー。
果たして面白いのか、笑えるのか?感想・評判をチェックしてみた。
映画「ダーティ・グランパ」のあらすじ
ジェイソンはまだ20代、法律事務所で働いていて、あと数日後に自分の上司の娘との結婚を控えている。この結婚で、ジェイソンの出世はカタい!だが、結婚相手は、どうも生涯の伴侶とするには微妙な性格の持ち主のようだった・・。そんな時、祖母が逝去。
結婚式の準備は慌ただしく進むのだが、そんな折祖母に先立たれた祖父ディックが、ディックと妻が毎年通っていた、フロリダへの旅へとジェイソンを誘う。
ディックは、何十年も妻以外と交際していなかったので、今こそ誰か他の女性といい仲になってやろうと固く決心しているのだった。
孫とおじいちゃんは、道の途中で、三人の大学生と一緒になる。その中には、ジェイソンの元同級生の女の子や、祖父ディックを襲おうと目をつける奔放な女の子がいたのだが・・・。
映画「ダーティ・グランパ」の監督やキャスト
監督・・・ダン・メイザー
出演・・・ディック役=ロバート・デ・ニーロ
ジェイソン役=ザック・エフロン
真面目な孫役のザック・エフロンは、子役からスタートし、ティーンアイドルとして活躍していたアメリカタイプのイケメン青年です。
デニーロはもう有名過ぎていうことないですね。。。
映画「ダーティ・グランパ」の上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・102分
- 日本公開日・・・2017年1月6日
- 配給会社・・・REGENTS,日活
- ジャンル・・・コメディ
映画「ダーティ・グランパ」のレビューやクチコミをチェック!
酷評されとるーー!
ダーティ・グランパは、すっごいうざくて、醜くて、間違った方向に進んでいて、とんでもなくつまらない・・・。それを信じるには見なきゃいけないけど、どうか見ないでほしい。そんな価値はないから。
この映画の前提としては、孫のジェイソンは、写真が好きだったのに、法律家というキャリアのためにそれを諦めたアンハッピーな若者だっていうことがある。そして彼が、メレディスとのお膳立てされた結婚を進めるのは、大きな誤りだということだ。後者については、正しいかもしれない。でも前者の前提については、ジェイソンが本当に法律家としてのキャリアを楽しんでいるらしいことを考慮してない。
それに、弁護士として働いていたら、写真がもう撮れないってことでもない。ディックは孫に、大人としての人生を歩むのをやめて、そのかわりにバカ騒ぎしまくらせたがっている。だから、ジェイソンは二日のうちに二度も逮捕されちゃう。ナンセンスだ・・・
ここには、ジョークといえるほど洗練されたジョークが、そもそも存在してない・・。
TheFilmFile Review: Dirty Grandpa (2016) by Dustin Putman より
ダーティ・グランパは、その辺にゴロゴロしてる平凡な君の友達が、春休みの間に撮ってきた旅の即興映像を見ているみたいな感じ。たまたま、君の友達がロバート・デ・ニーロだったっていうだけさ。
この映画のほとんどが、地下鉄駅構内のポスターに落書きされる卑猥な落書きみたいな様相で進んでいく。デニーロはシニアの癖にやけに自然にこうした台詞をこなす。スコセッシ監督の映画で、長年のあいだ、こういう早口でノンストップで喋るという約をやってきただけはある。
脚本は、ののしり言葉を覚えたばかりの、ハイハイ歩きの赤ちゃんが書いたような代物・・。まあ、ところどころで、クスッと笑えはするけど。
ディックと孫ジェイソンの、心を開いたお喋りは、ちょうどいいタイミングで挿入される。一般的なファミリーコメディみたいに。
けれど、センチメンタルな場面と、卑俗な場面が代わる代わるなので、ファミリーコメディ―のパロディみたいになっている。たぶんこれは、わざとやられている、そして、効果的だ。けど、いかんせんギャグが俗っぽ過ぎる・・・。
一般観客の中には、面白いって意見もチラホラ・・
・面白すぎて、「信じらんない!なんでこんな面白いの!」と隣の席のボーイフレンドの方を何回も見てしまった。一番面白いのは、ディックと、ジェイソンのクラスメートが、ことに及ぶ前に互いにどうしたらいいのかわからず、うろちょろと歩き回ってたシーン。笑い過ぎて涙を流しながら見てた。
・最高のコメディ。凄い笑えた。ロバートデニーロの新たな側面を知れて、彼をもっと好きになった。
・役者の間の相乗効果と、ユーモアがこの映画をよりよくしている。
・思ったほどは悪くなかった。少なくとも何回かは笑えた。俗っぽくて、お馬鹿で、ちょっと不快なとこもある。まあ見に行ってもいいんじゃないかな、君が、けっこうすぐ憤慨しちゃうタイプじゃないんだったら・・・。
・良く出来た映画。僕は、二回「ダーティグランパ」を見た。明らかに、観る人は選ぶ・・・僕は、これを観ろとは、本当に限られた人にしかすすめない。下ネタと卑俗な言葉満載で、半裸の人々が歩き回る・・・だから、そういうのを見たくなければ、見に行かなきゃいい。
まとめ
相当におばかで、お下劣、下ネタ満載の映画ってことのようだ。下ネタ嫌いの彼氏や彼女を誘っていったら、カップルの危機が訪れるかもしれないw
下ネタOKだったり、ロバート・デニーロがお下品ギャグやってる姿を見たい人々は見に行くと面白そうである。