キングスマンは、イギリス製のスパイ映画。前作は大ヒットを飛ばしました!今回は、イギリス文化と、コテコテアメリカンなスパイチームの違いが激突しそう。
やはり英国はシャーロック・ホームズの国。コリン・ファースの、クラシックな紳士スタイルが格好いい!
華麗なステッキが武器になるところも粋ですね。
アクションと一緒にモッズっぽい(??)ファッションも楽しめてしまいそう。
さて、面白いかつまらないか口コミをチェックしちゃいましょう!
キングスマンゴールデンサークルのあらすじ
「キングスマン」というのは、めちゃくちゃ英国っぽいスパイ組織の名前である。
その本部は、高級仕立屋の店の奥に隠れているという・・・。
スーツで超キメキメのハリー・ハートは、傘やステッキを振り回して闘う。
ハリーは、前作では、若いフーリガン「エッグシー」を匿って、「キングスマン」の仲間に引き入れた。エッグシーもまた、高級スーツを着込んだ殺人マシーンと化していたのだった。
だがなんと、ハリーその人も、前作の最後で撃たれて、くたばってしまう・・。
おやおや、だがなんと本作ではどうやら生き延びていたことが分かる。記憶喪失にかかっているみたいだが。
しかしハリーが生き残っていたとはいえ、「ゴールデンサークル」の早い段階で、「キングスマン」のアジトは、こっぱみじんに吹き飛ばされてしまう。
エッグシーと、営業スタッフのメルリンしか生き残っていない。
二人は、キングスマン組織に受け継がれていた「超ガチな緊急事態の時にだけ開ける箱」を開けてみることに・・・。
そこにあったのは、お酒、バーボンのボトルだった。
飲むしかない!
てなわけで、飲んでいると、二人は、やっぱりこのバーボンの瓶が手掛かりになると発見した。そして、ケンタッキーの酒蒸留所へと向かうことになる。
そこに着いた二人は、アメリカのスパイ組織「ステーツマン」と出会うことになる。「キングスマン」と同じ時に創設された組織だった。
彼らは、「キングスマン」の英国紳士流のスーツとは対照的に、
カウボーイの格好をしている。アメリカン!
「キングスマン」達は、この「ステーツマン」と協力して、
「キングスマン」のアジトを粉々にした謎の組織「ゴールデンサークル」と対決することになる・・!
キングスマンゴールデンサークルの監督やキャスト
監督・・・マシュー・ボーン
出演・・・
- ハリー役=コリン・ファース
「ブリジッド・ジョーンズの日記」の、イケメン弁護士役でもお馴染み。
知的で真面目な紳士を演じたら、ピカいち!
- ポピー役=ジュリアン・ムーア
「ブギーナイツ」などでアカデミー賞やゴールデングローブ賞を何回も取っている実力派☆
- エグジー役=タロン・エガートン
- マーリン役=マーク・ストロング
- ジンジャー役=ハル・ベリー
キングスマンゴールデンサークルの上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・140分
- 日本公開日・・・1月5日(金)
- 映倫・・・PG12
- 制作国・・・イギリス
- 配給会社・・・20世紀フォックス
- ジャンル・・・スパイ、アクション、スタイリッシュ,コメディ
キングスマンゴールデンサークルの感想や評判をチェック!
反抗的なハンバーガーを食べる??(何それ)というネタバレ
カッコよく振り付けられた戦闘シーン、コミカルで暴力的、CGIを使わないと空間的に不可能なアクションなど、沢山みられる、
キングスマン達も、敵のスパイ組織も、どっちも面白いガジェットを使いまくる。
007シリーズが拘ってたみたいなやつ。
マシンガン搭載の自動車、潜水艦になる自動車、機械でできた腕、ロボット犬・・・などなど。超反抗的なハンバーガーを食べるシーンもあるよ。
クリストファー・オー氏レビューより
'Kingsman: The Golden Circle' Is More Farce Than Satire: Review - The Atlantic
ウキウキ罪を犯すポピーのキャラクターが面白い、というレビュー
前作の英国紳士スタイルのスパイ軍団のかわりに、アメリカの「ステーツマン」が現れる。
ハル・ベリーとか豪華キャストが出演しているのだが、やっぱり、英国紳士がスパイをしている面白さには敵わないと思う。
いつでも全然動じない、パーフェクトに身だしなみが整っている、英国紳士が戦う方が、ギャップがあって面白かった。
本作では、同じように冷静沈着な戦士が登場するけれど、彼らはアメリカはケンタッキー州の、酒造家って設定で、やっぱし、冷静沈着でもそんなに面白くない。
僕らに、ウイスキーをテイスティングさせてくれるわけでもないしね。
悪役であるドラッグ・ディーラーはポピーという女性。
ジュリアン・ムーアが、50年代の、活発な主婦みたいな雰囲気で演じている。彼女はジャングルの中でレストランを経営している。
ポピーは、凍りの微笑を浮かべながら、家来を挽き肉マシーンにかけることが出来るような女だ。
ムーアは、変人を演じる才能がある。しばらく僕は、彼女の陽気さや、物事が思ったように行かなかった時の、不機嫌に唇をゆがめる表情とかを楽しめた。
けど、しばらくするとポピーは、お決まりのギャグを繰り返しつつ、主人公達が彼女の隠れ家に潜入してくるのを待つばかりになってしまう。
世界中で人々はアルコールや煙草のせいで亡くなっているのだから、自分もドラッグを売っているからといって、レッテルを貼られたくない。そうポピーは考えている。
そんなわけで、想像もできないような身の毛もよだつ方法で、社会を変革してしまおうとしている。
ポピーはなんと、世界を脅そうと、あの大物歌手のエルトン・ジョンを誘拐してしまう。(ちなみにこれはエルトンジョン本人が出演している)
デビッド・エルデシュタイン氏評より バルチャー
貴族主義的でイマイチ。。という意見
前作よりダサいし、スタイリッシュさが減ってしまった、
007のジェームス・ボンド映画のバイオレンスや、ファッションセンス、それにお色気を誇張している。
前作は、この点、スパイのガジェットが登場したり、間抜けな悪役が登場したり、やたら格好良すぎる小道具のデザインとか、そういうのを引き継げていた。
イギリスの労働者階級の不良であるエグシーが、紳士ハリーのもと、立派なスパイに成長する物語もあったり。
でも、なんかこう前作の、あまりに貴族主義的な作風にちょっと気をそがれてしまった人間にとっては「ゴールデンサークル」はもっと、気に入らないものになっているかもしれない。
悪役ポピーは、自分のレストランが作っている食べ物に毒を入れて、世界のリーダーを、娯楽用のドラッグを合法化させようとしている。
ともあれ、この映画は、あまり出来のよくないプロットを、ますますおバカにするように頑張っている感じにみえた。
階級的な意識も、前作と同じ、ボーガンは、シニカルな日和見主義の政治家として描かれていて、彼を選ぶのは、頭の空っぽな群衆である。
イグネッティ・ビシュネブスキー氏評より AVクラブ
一般観客の口コミをチェックした!
- 低俗過ぎる下ネタが多いんだよねー あとCGアクションを使い過ぎている。主人公は、学習能力がない。うーん、豪華キャストを起用しているのが、勿体ないな。
- こういう無茶な感じのアクション映画って好き!けど前作の方が良かった。
- アクションシーンの演出がユニークで面白かった。このゴールデンサークルでは、歌手のエルトン・ジョンが登場して、しかも出番が結構あるのには驚いた。彼はかなりよくやっていた。ジュリアン・ムーアの悪役キャラには画面にくぎ付けになった。コリン・ファース演じるハリーは復活してて、物語の中にうまく組み込まれていたと思う。三作目も楽しみだ。
キングスマン・ゴールデンサークルのまとめ
評判はボチボチってとこでした。
観客の6割くらいが、面白かったと言っています。でも前作よりは劣るという意見も多かった。
やはり、コリン・ファレルの冷静で丁寧なイギリス紳士が高級スーツで戦うというギャップが面白かったみたいですね。
今回も、イギリスチームはスーツで戦っていますが、アメリカン・カウボーイのスパイのシーンも多いようで、その要素はちょっと薄れてしまっているのかも。
個人的には、ウキウキ悪いことしちゃう、陽気な主婦風のポピーのキャラが楽しそうだなあと思います。