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コウノトリ大作戦!って面白い?感想を調べたよ!可愛さ大爆発の家族向け映画。

Final Stork Illustration

 コウノトリたちが陽気な音楽に乗って、スワーッと空中を滑空していく場面が爽快な、アニメーション映画。コウノトリやベイビーが可愛くて、ドキドキハラハラ感も楽しめそうな一本です!

 評判はどうなんだろう。調べてみました!

 

 

「コウノトリ大作戦!」のあらすじ

 コウノトリ達は、かつて赤ちゃんを人間たちに届けていたのだが、あるハプニングをきっかけに、今は赤ちゃんの配達はやめてしまって、宅急便を届けるビジネスをするようになっている。

 ジュニアはそんな会社の中で出世しようとしているコウノトリ。ひょんなことから、赤ちゃんが工場の中で誕生してしまい、このベビーガールを目にしたジュニアは可愛さに夢中になってしまい、出世のことなどほとんど忘れてしまう。そしてこの子を両親まで届ける旅に出るのだった・・。

「コウノトリ大作戦!」の監督やスタッフ

監督・・・ニコラス・ストーラー、ダグ・スィートランド

声優・・・ジュニア=アンディ・サムバーグ

     ハンター=ケルシー・グラマー

      ネイト=アントン・スタークマン

    ネイトの母=ジェニファー・アニストン

    ネイトの父=タイ・バレル

日本版吹替え・・ジュニア=渡部健

        トーディ=児嶋一哉

 日本語版の声優には、お笑い芸人アンジャッシュの二人が出演しています!愉快な気分をますます盛り上げてくれそうですな。なお、日本版主題歌は歌手のAIさんが担当してます。

 

「コウノトリ大作戦!」の日本公開日や上映時間

  • 日本公開日・・・2016年11月3日
  • 配給・・・ワーナー・ブラザース映画
  • 上映時間・・・87分

「コウノトリ大作戦!」の感想・評判をまとめたよ!(若干ネタバレあり)

大人も子供も楽しめる家族映画!という意見

子どもを持つお父さんお母さんに良いお知らせ!この映画は、大人も子供も間違いなく一緒に楽しめる!そして残念なお知らせ!「赤ちゃんはどこから来るの?」という類の返答に窮する質問に、答える準備をしないとね。

 この新しいアニメ映画は、コウノトリが赤ちゃんを両親のもとに運んでくるという古い伝説にうまくひねりを加えたもので、それに加えて、自分の家族を作るということや、人と違う自分の個性をどのように受け止めればいいのかなどについてのメッセージも伝えてくれる。

 コウノトリ達は、アマゾンドットコムみたいな、オンラインサービスと提携して、荷物を運ぶビジネスをしている。主人公ジュニアは出世欲にあふれるコウノトリだ。ある日上司が、チューリップを解雇しなければいけないと告げる。

 彼女は、鳥の同僚と違って、18歳の人間の女の子だ。手違いで正しい両親のもとに運ばれることができず、このコウノトリ達の山でこれまでの一生を過ごしていて、居場所のなさから、おもちゃを作ることにとりつかれていて、皆の邪魔になっているのだった。ジュニアは彼女を、とりあえず何日か、今はもう使われていない赤ちゃん工場の中に入れておくことで対処する。

 一方、人間たちの街では、幼いネイトは、家族が増えたら、ワーカホリックな両親がもっとゆったり過ごしてくれるようになるのではないかと思っていた。そして偶然に昔使われていた、コウノトリ達の会社の赤ちゃん発注書を見つけ、それに書き込んで郵送する。その手紙を受け取ったチューリップは、アクシデントから赤ちゃん製造機を動か居てしまい、小さな女の子が誕生する。ジュニアはこの超可愛い赤ちゃんにメロメロになって出世のことをほとんど忘れてしまうのだった。

 それから先に続くのは、ルーニーチューン(※バックスバニーみたいな)的なドタバタ喜劇で、ジュニアとチューリップは、猛獣やなだれ、忍者ペンギンやらに出くわしながら、赤ちゃんをその家に届けるための旅に出るのだった。

 ネイトの家族をめぐるサブプロットは、物語のはずみを多少減速させ、物語は第三部で少しだけ、まとまりが弱くなるとはいえ、脚本は概してうまく書かれていて、過度に感傷的な甘ったるいものになりすぎす、ウィットに溢れ、また心に響いてくるものとなっている。

 主人公のジュニアは、アニメのヒーローとしては驚くほど自己中心的な奴なのだが、心は思いやりがあって声優サンバーグのアヒル声が活き活きと、その個性を表現している。今年は、良いアニメ映画が沢山公開されている年だが「コウノトリ大作戦!」はその中でも目立っているし、観客の心に響いてくる。

ブライアン・テゥルイト氏 USAトュデイより

 

可愛さ大爆発してる!という感想

この凄くチャーミングなアニメ映画「コウノトリ大作戦!」では、キュートさが大爆発している。このキュートはもし、鋭いユーモアのセンスがこの作品を、単なる子供向けの他愛無いアニメという以上のレベルにまで押し上げてなかったら、ちょっとうっとうしかったかもしれない。

 お馬鹿なギャグが盛りだくさんで楽しめるけれど、見どころは、ジュニアが硝子工場の中をなんとか通り抜けなければならないシーンや(鳥はガラスが見えないのだ)、オオカミの群れがあることを成し遂げるシーンである。

ウェンディ・イデ(オブザーバー) より

 

ちゃんと物心ついた年齢から上には退屈なんじゃ・・という感想

物語の筋が乱れるところがたくさんある。トーディという鳩は、誰に対しても「ブラー(お前、仲間といった意味)」と呼びかけるのだが、これはとてもうっとうしい、

 オオカミの群れは、潜水艦や、吊り橋に変身できるのだが、彼らは赤ちゃんの可愛さの虜になる。そして、ネイトの両親が、不動産ビジネスに取りつかれた状態から、いきなり「愉快な父さん母さん」にキャラクターを変えるのも不自然である。

 どうも先の見える物語の筋とか、ありそうもないキャラクターばかり登場したりするところが問題だ。

 主人公に関して言えば、ジュニアとチューリップは、今年の映画の主人公達の中で、いちばん思いやりに欠けているかもしれない。家族を探すというテーマは、アニメ映画の中ではよくあるものなのだが、なので「コウノトリ大作戦」の中では、どうしてこんなに下手にこのテーマが扱われているのか不思議に思わざるをえない。

 ともかくも、こう言っておけば十分だろう。もしあなたの子供が、赤ちゃんがどこから来るのかすでに知っているような年頃だったら、「コウノトリ大作戦」を見るには成長し過ぎているってことだ。もっと幼い年齢の子供たちと一緒に見るんだったら、あえて止めることはしないです。

ダニエル・エム・キンメル ニューイングランドムービーウィークリー より

 

まとめ

 大人も子供も楽しめるかどうか、って点では意見が分かれてます。けれど、評判は割と良い。10点中6~7点くらいが多い感じでした。可愛さ好きかどうかってとこもポイントかも。可愛いキャラクターを見ると蹴り飛ばしたくなるような、そんなアナタだったら、この映画には向いてないかもですね。

 逆に、可愛いキャラが大好きで、ドタバタ喜劇もオッケーって人なら大丈夫。「家族」っていうテーマも持っているし、子供と一緒に見に行くには、良さそうな映画です。もちろん、「赤ちゃんってどこから来るの?」という、大人をたじろがせる質問の答えは用意しておかねばならないかもですが・・・。

 

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