ついに5作目!ジョニー・デップのジャック・スパロー、「最後の海鮮!!」
あ、「海鮮」じゃなくて「海戦」ですっ!(汗)
海鮮も旨そうだけどね・・・。
スパロウの、酔いどれフラフラ海賊具合が、ますます増している感じがするッ!
(ジョニー・デップ様ご自身のアル中と混同しそうで怖い・・(/ω\)
ともあれ、最新作は面白い?つまらない?
「最後の海戦」とかついてるってことは、本作で完結なの?
というわけで、色々気になったので調べてみました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン5最後の海戦」あらすじ
ジャック・スパロウがピンチ!
宿敵「海の死神」サラザールが、「魔のトライアングル」海域からようやく脱出し、狂暴な幽霊船乗りたちを引き連れて、スパロウに復讐しようと追いかけてくる。
ジャックが生き残るためには、伝説の「ポセイドンの槍」をゲットするしかない!でもそのためには、美人天文学者のカリーナや、向こう見ずな若い船乗りヘンリーを仲間
に引き入れて、どうにかうまくやっていくしかないのだった。
ジャックは、愛用のおんぼろな小型船「瀕死のカモメ号」の舵を操って、凶悪で強力な敵から自分の命を守ろうと必死に冒険する!
「パイレーツ・オブ・カリビアン5最後の海戦」上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・129分
- 日本公開日・・・2017年7月1日(土)
- 上映方式・・・2D/3D
- 配給会社・・・ディズニー
- ジャンル・・・アクション・ファンタジー
ちなみに原題は「Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales」で、「死人に口なし」って意味ですな。全然違う・・。
今回の敵はアンデッドだから、こういうタイトルになってるのかも。
「パイレーツ・オブ・カリビアン5最後の海戦」監督やキャスト
監督・・・ヨアキム・ローニング
エスペン・サンドベリ
出演
- ジャック・スパロウ役=ジョニー・デップ
- サラザール役=ハビエル・バルデム
- ヘンリー・ターナー役=ブレントン・スウェイツ
- カリーナ・スミス役=カヤ・スコデラーリオ
- ギブス役=ケビン・R・マクナリー
主人公スパロウを追いかけまわす「海の死神」サラザール役は、ハビエル・バルデム。
おかっぱ頭の冷酷な殺人鬼を「ノーカントリー」で怪演して、アカデミー助演男優賞を取った、スペイン映画界の大物であるよ。
監督の二人も、アカデミー外国映画賞にノミネートされたことのある実力者だ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン5最後の海戦」の感想やクチコミをチェック!【少しネタバレ】
散々な酷評があった件・・・(´・ω・`)
「最後の海戦」は、過去のどの作品よりもテーマソングを騒々しく流しまくっている。そして、今までで一番どぎつい。男達が剣を振り回して駆け回り、首チョンパ、滴る血、死体に囲まれた海で燃え上がる船団・・・などなど・・。
どっちかというと、ディズニーランドの「カリブの海賊」アトラクションよりも「ゲームオブスローンズ」(ファンタジーテレビドラマ)に似てる。
この暴力的なシーンは、小さな子供たちには、怖すぎると思う。そして、アチコチ散漫に話が飛ぶあらすじも、10歳以上の人にとっては、楽しめない。そんなわけで、対象年齢が、めちゃくちゃ狭い。
(ビートルズのポール・マッカートニーがサプライズ出演するシーンがあるけど、小さい子は誰だか分からないんじゃ・・・)
この映画はつまらないし、ぞっとするし、音楽や演出が騒々しすぎてうっとうしい。・・それだけじゃまた足りず、ジャック・スパロウが、家庭的な女性と無理やり結婚させられそうになるシーンでは、性差別的でもあった・・。
ニューヨークポスト紙 サラ・スチュアート評 より
まったく期待しないで見にいけば面白い!というレビュー
この映画には、最初から、どん底レベルで期待してなかったからかもしれないけれど、「パイレーツ・オブ・カリビアン5」は、部分的に楽しめた。
第一作目は、まあまあ、ってとこでそれに続く2~4は、うめき声をあげたくなるほどにヒドカッタあとでの、この5の感想である。
「ヨーホーホー」と叫びまわる海賊らの例のアレは、面白くないし、陳腐な台詞やシーンの数々にはまったく気が滅入る。だけど、「海の死神」役のバーデムの、恐ろしくも面白おかしい演技や、スパロウ演じるジョニー・デップも、まだ見せ場を作ってくれている。(それにしてもデップって、こういうエキセントリックな役ばかりやってるよな)
そして、クライマックスでは、嵐の海が二つに割れるシーンがあって、これは「モーセの十戒」映画よりも、うまくできている。
この映画を楽しむコツとしては・・・最初から何も期待しないで見にいくことかな。
クリスチャン・サイエンス・モニター紙 ピーター・レイナ―評 より
デカけりゃ良いってもんでもないぞ、という意見
今まで、遊園地のアトラクションに乗って、一回目めっちゃ楽しかったから、何度も何度も繰り返し乗っているうちに、全然楽しくなくなっちゃって、しまいに、何でこんなものが楽しめたのか、分からなくなった経験ってある?
このパイレーツオブカリビアン5も、まさにそんな感じで退屈になっちゃっている。
映画の冒頭でジャック・スパロウが戻って来る、銀行強盗をして、なぜだか銀行のビルまるごとを盗むことになっちゃって、ビルをまるごと引きずって来る。このシーンも、ともかく「でかいほど、うるさいほど良い!」っていうこの映画のポリシーを表している。
・・・この映画に続編はあるかって??たぶん、あるんじゃないかな。この映画は大体6年ごとぐらいに新しいのが作られている。それがいい。
このシリーズは見るのに疲れるから、休憩が必要さ。
azセントラル紙 ビル・クーンツ 評 より
一般観客の口コミは一体??
- 第一作目以降、欠けていた色んな面白ポイントが取り戻されていた。楽しめた。
- 大人なら分かるアダルティな、笑えるメッセージも用意されていた。面白かった。
- ジョニーデップの演技は、誇張されすぎだし、酔いつぶれすぎだし、奇をてらい過ぎていて、良くなかった。
- 前作がイマイチだったから、今回もそんなに期待してなかったけど、いい意味で期待を裏切られた。面白かった。
- 「カリブの海賊」シリーズのファンだったら、楽しめると思う。物語は、ちょっと前まえでの作品と似通ってて、繰り返しになっているとこもあるけれど・・。私はエンディングシーンが、凄く楽しめた。
- 映像は凄かったけど、ストーリー面では色々欠けているところがあったと思う。例えば、ウィル・ターナーが最後に登場してから今回まで何があったかよく分からないし。それに「魔のトライアングル」地帯が、そもそも何で呪われた場所になっているのかも分からない。少なくとも、第一作目では、呪いの理由は説明されてた。
- 今回の「最後の海戦」は説明不足が多くて、失望しちゃった。前の監督を呼び戻してくれればいいのに。
- アクションたっぷり!悪役も、今までで一番いい味だしてるし、映画の最後の字幕も、今までで一番良い!
- 今年上映された中で最低の映画かもね・・・。
- 面白いけど、印象に残らない。
- 批評家は、すぐに他の映画と比べたがるけど、比較をやめて「カリブの海賊」シリーズそのものとして楽しめば、クールで面白いとこが詰まってる映画だよ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン5最後の海戦」まとめ
なんだか評価は散々で、特に批評家によると29%くらいしか、好意的な意見がありませんでした汗汗
観客だけに限ると63%くらいは、まあまあ楽しめたという意見。
ジョニーデップの酔いどれ海賊演技も、何回も見ていると、だんだん新鮮味がうすれてくるのかもしれない・・・。
一方、「海の死神」サラザールは、なかなかの怪演のようです。
そして、クライマックス部分では、何か仕掛けが用意されてるみたい。
テーマ音楽が、やたらリピートされるってことで、普段からウルサイのがニガテな人には、あんまり向いてないかも・・。
あと、怖いシーンもそれなりにあるみたいなので、小さいお子さんを連れて家族で行くのには注意が必要かもですね。
そして、どうも「最後の海戦」と日本版タイトルですが、今回で終わり・・という気配は特になかったみたいです。6も出される予定なのかも。