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ちょい虹:映画情報

人生道草しまくり迷いまくりのstray dogが遂に故郷を見つけるまでの物語。

トランプ次期大統領の政策18個まとめ。一体何をやらかすんだか予測不能?

Donald Trump

 誰もがまさか、と思う事態が、BREXITに続いて…というかBREXITよりも、驚愕の事態が起こりました。まさかの色物候補だったドナルド・トランプがアメリカの大統領になってしまったのです。

 冗談みたいだ、とよく言われますが、兎にも角にもアメリカ合衆国が、力が衰えてきているとはいえ、いまだに世界一の超大国であることは、ほぼ間違いないかと思います。おそらく、これからの世界情勢にも甚大な影響を及ぼすのではないかと思います。

 特に、アメリカと同盟関係にある日本は、ヨーロッパ等の諸国よりも、影響を大きく被るでしょう。ちなみに、考えられる日本への影響については、こちらの記事にまとめました。

tyoiniji.hateblo.jp

 日米関係以外で、トランプ大統領の公約とか、政策とかって全体的にどういうものだったんだ?って意外とあんまり知らなかったので汗、この機会にまとめてみました。

 

人種差別主義者が、威張りだした模様・・・【イタイ】

 その前に、アメリカ大統領にトランプが選ばれた直後から、米国では、レイシスト、それに女性差別が幅をきかせ始めているようです…。堂々と差別したって構わないんだという裏付けを与えられたと勘違いしてしまったような、イタイ人々が出現しているようですね・・・。

 その様子がこちらの記事 でレポートされていました。ツイッターなどの投稿によると

「私がウォールマートで買い物していたら、知らない女性がやってきて、私がかぶっていたヒジャブ(イスラム教徒の女性が頭にかぶるヴェール)をはぎとった。そして『もう、これは許されないのよ!頭でなく、これからは首に巻き付けときなさいよ!』と叫んだ。トラウマになってしまった」

「白人の男性が、一人で歩いている女性を見て『あそこを掴め!(トランプ氏の発言に由来する)』と叫び、本当にそうしようとした」

「ロサンゼルスの街中を歩いていたら、知らない男が、僕のラテン系の同僚の女性に向かって『来たところに帰れ!』と怒鳴りつけた」

「白人の年配の男性が、私をメキシコ人だと思ったのか、『トランプが国境に壁を建設するのを待ってられないよ。地獄へ帰れ!』といって、中指を立て、私の顔に水をかけて去っていった。女性であり、マイノリティーであることで、こんなに怖い思いをしたのははじめてだ」

 ・・・一部の人たちではあるでしょうが、頭のいかれたこのような人たちが、根拠を得たように思っちゃっているのは、おそろしいことです。日本人も有色人種ですから、在米日本人も、多少なりとも怖い思いをしているかと思います。

 

ドナルド・トランプの、18の公約

 こちらの動画では、トランプ氏が選挙キャンペーン中に、公約としてあげていた政策20個(なぜか数えたら私は18個しか拾えなかったんだが・・汗)が紹介されています。トランプ氏は発言をコロコロ変えることでも知られているため、果たしてどれに取り掛かるのか、またその程度も不明ですが、少なくとも方向性は理解できることと思います。

1オバマケアを取り消す

国民皆保険制度が存在しないアメリカで、もっと多くの人が医療保険に入れるようにと考え出された政策。トランプ氏はオバマ大統領と選挙後に対談後、オバマケア全部を取り消すのでなく、良いところは残していくと意見を変えています。

2イスラエルに対する二級市民のような扱いを止める

 エルサレムをイスラエルの首都と認め、なるべく早いうちに、アメリカ大使館をテルアヴィブから、エルサレムに移すと発言。

 イスラエルとパレスチナの交渉ではイスラエル側に立つと予告していました、またイスラエルは永久にユダヤ人の国家であるべきと発言しています。トランプ氏は親イスラエルの姿勢を持っています。

 しかし意外なことに、トランプ氏の「イスラム教徒禁止法」に対しては、ネタニヤフ首相は「イスラエルはすべての宗教を尊重する」と批判しています。

3国会議員全員に対して、その権利を制約する条項を設けるよう、憲法を修正する。

4NAFTAと交渉する計画があることを宣言する

 NAFTAは北米自由貿易協定の略ですが、トランプ氏はこれが工場労働者の職を奪っていると認識。アメリカに有利な条件へと、これを改定したいと考えているようです。

5中国が、通貨操作をしていることを指摘する

 中国は、輸出促進のために、自国通貨を操作しているとトランプ氏の発言。ただ、中国は現在、輸出よりも国内サービス産業への依存が強まっている状況なので、やや時代遅れの指摘なのではという声もあるようです。

6NATOは良い方向に改編されなければいけない

 NATO(北大西洋条約機構)は、ヨーロッパ諸国やアメリカが加入する軍事同盟。冷戦が終わっていて、対テロ戦争が起こっている状況で、もはやNATOはアメリカを守るのにそれほど役立っていない、その割に費用負担が巨額であることを、トランプ氏は批判していました。

 

7連邦政府の人員を削減するため、連邦政府への雇用を凍結する

8中流階級への減税を行う

9ホワイトハウスと議会で働く役人が引退してから五年間は、ロビー活動をできないようにする

10アメリカはTPPから撤退する

 外国との自由貿易が、アメリカ国内の雇用を奪ってきたとして、トランプ氏はTPPには反対、大統領になったら、即座に撤退すると宣言していました。

11法律に反する犯罪者の移民を、すみやかにアメリカから追い出す

 移民や外国人への敵意を煽るような発言ですね。こうした発言に同調した人々が、通りがかりの有色人種に、不当な暴力や罵詈雑言を浴びせることが起こっています。

12ホワイトハウスで働く公務員について、一生涯、外国政府の代理人となってロビー活動をすることを禁止する

13南の国境沿いに、高くビューティフルな壁を、実際に物理的に建設する

 メキシコからの不法移民を防止するために、巨大な防壁を築くという、ギャグみたいな案。かなり物議を醸しだしました。

14イスラム教徒禁止法とは、世界の特定地域出身の移民に、極度に厳しい身元調査を行うといった形をとる

15特別捜査官を配置して、ヒラリー・クリントンの追及を行う

私的メールで政府の機密情報を扱っていたとして、現在FBIに捜査されているヒラリー・クリントンです。

16外国のロビイストが選挙資金を集めることを完全に禁止する

 ヒラリー・クリントンがTPPやNAFTAを支持するのは、外国の利権団体から、資金をもらっているからだと指摘していました。

17イスラム国(ISIS)を撲滅する

18今政治を主導している愚かなやつらを止める

 こうした発言が、現在の政治状況に飽き飽きした人々を感情的にひきつけたことかと思われます。

まとめ

 こうしてみると、主にトランプ氏は、排外主義や公務員削減などのポピュリズムで、票を獲得するために、たぶんにパフォーマンス的な発言をしていたことが見えてきます。

 中には本当にジョークのようなものもあるので、どこまで実現するかは未知数です。例えばメキシコ国境に、不法移民を防ぐ巨大な壁を作るとかは、ほとんど冗談みたいですし、実行したら世界中からの非難を浴びるのは明白かと思います。

 しかし、ヒラリー・クリントン氏とトランプ、どちらがマシだったのかというと、どうも分かりません。私がアメリカ人だったら、棄権したくなっていたかもしれない。

 トランプ氏に関しては、世界から米軍の軍事勢力を少しずつ撤退させ、それぞれの地域や、それぞれの地域の大きな勢力(中国やロシア、ヨーロッパ)に、治安維持を移譲していきたい、という姿勢が見られます。

 これが実現すれば日本にも甚大な影響を与えるでしょう。防衛費拡大や、米国依存のかわりに、中国依存へと日本に舵を切らせる可能性もあります。個人的には、中国と外交的にうまく交渉し、草の根交流も行っていくことが合理的だとは思います。現在の日本の中国敵視政策は、米国の軍事力の後ろ盾があってのものでしょう。これから人口減少していく日本で軍事費を増強していくことは、あまり現実味がないかと思います。

 ヒラリー・クリントンは軍需産業と強い結びつきがあるので、ロシア敵視や、中東での戦争を止められなかっただろう、という見方もありました。

 また、日本にとっては、トランプ氏がTPPからの撤退を実現すれば、影響は大きいです。農業や漁業に携わる人々からすれば朗報でしょう。また、巨大企業だけが利益を得て、その他はやせ細ると、TPPについては警鐘が様々になされてきたましたので、一般的な日本国民にとっても、朗報である可能性は結構あります。

 そんなわけで、トランプ氏には非常な問題もありますが、(人種差別を煽る、人々の間の憎しみを利用して支持を得る)、TPPや、米国の軍需産業との癒着に関しては、改善してくれる可能性もあります。

 しかしドナルド・トランプ氏はビジネスマン精神を持っているので、いざ蓋を開けてみたら、過激なところは引っ込めて、受け入れられやすい政策に転換することも十分に考えられますので、予測がつきません。

 オバマ氏も初の黒人大統領でしたが、やはり中東政策など様々な面で従来のアメリカの路線に従わざるを得ませんでした。

 ドナルド・トランプ大統領はトリック・スター的な存在だといえるでしょう。アメリカが世界の警察であることを止める方向にいけば、世界情勢には相当に大きなインパクトがもたらされそうです。

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