後半になるにつれ、どんどん面白くなる話だった。主人公の境遇のわりに重い面はほとんどなく、ほんわか幸せな読後感が残りました・・。
今年の本屋大賞は、人気作家目白押しでしたが、時代はこういう、安心させてくれるような世界を求めているのだらうか・・・。
本屋さんが売りたい本を投票する賞。
つまりは、ある意味読書好きの一般人の意見を正確に集約している賞ですからねえ。
ここ数年は、芥川賞・直木賞という、ツートップよりも、むしろこっちの方が楽しみな人も増えているのではいだろうか??
ちなみに二位は、『ひと』小野寺史宜
三位は、『ベルリンは晴れているか』深緑野分
四位は、『熱帯』森見登美彦
五位は、『ある男』平野啓一郎
でした!
さて、「そして、バトンは渡された」のあらすじ等を紹介、感想も書きます!
続きを読む