穴がたくさん空いている、謎のパン・・・らしきもの、「クランペット」。
ふと成城石井で見かけて手に取ってみたので、どんな触感・・じゃなく食感だったのか感想や原材料、レシピなどをまとめておきます!
ちなみに2019年春現在のお値段は、350円でした。
4個入りなので、一個85円はしますね。けっこうお高いヨ・・・*1
クランペットの原材料
- 小麦粉、食酢、砂糖、イースト、食塩、膨張剤
・・・お!変な添加物がほとんど入っていない!!
しかも、卵やバターなど、動物性の材料を使っていないのもいいですね!!
小麦粉とお酢、砂糖と塩、イーストのみと超シンプルです。
成城石井のクランペットは、本場イギリスから輸入されています。
クランペットの食感・見た目
見た目はこんな感じで、なんとも面白い・・・・。
触ると、ふにゃふにゃー、としつつ弾力があって跳ね返してきます。
食感もそう。ふにゃふにゃー、としつつ、もちもちーーという弾力がどこからともなくこみ上げてきますw
このぶつぶつ空いた穴は気泡が抜けていった後ということで、かなり下の方まで続いています。なので断面は、ちょっと「風の谷のナウシカ」に出て来る腐海っぽい・・w
卵やバターが入っていませんが、不思議なことに記事にもちもち感があるので、全然パサつく感じはありません。
潤いを感じます。
酢も入っているので、少しだけ酸味もあります。
あえていえば、白パンに近い味でしょうか。
白パンとかサワー種のパンが好きな人には、ぴったりかと。
クランペットの食べ方
そのままでも、もちもちして美味しいですけど、
温めてから、バターをのせて食べるのが一般的みたいです。
バターはとろけて、クランペットの穴ぼこへと浸透していきそうですねー。
バターと蜂蜜とあわせても良さそうです。
こちらは、ジンジャーとピーナツバターを混ぜたペーストをのせてます。
ベリーのジャムののせるのも、美味しそう!
こんな感じで、普通のサンドイッチのかわりに、ベースのパンとしてクランペットを使って、野菜やハムなどを挟むサンドも作れるみたいです。
クランペットとはそもそも?
イギリスで発明されたパンです。
ウェールズ地方発祥とされていて、19世紀まで日常的に食べられていました。
気泡が入っているタイプは、酵母生地にベーキングパウダーを混ぜることによって作られているそうです。
語源は「crumpled」くしゃくしゃっとした、という意味の英語ではないかという説があります。
昔のクランペットは鉄板の上でもっと固めに焼かれたもので、現在のスポンジタイプになったのは、ヴィクトリア朝時代からと言われています。
クランペットのレシピ
成城石井のクランペットは美味しい!でもお高い!!と思ったら自分で作る手も・・・。材料はシンプルなので、割と簡単そうですよ。
・・・でもなぜか、わりとみんな牛乳を入れているレシピが多いですね~~。
個人的には牛乳無しの方が好きだなあ。
というわけで、牛乳や卵などで作れるベジタリアン・クランペットのレシピを調べました。
- 材料
砂糖スプーン一杯
ココナツミルクor豆乳 200ml
お湯 100ml
イースト 4g
小麦粉(強力粉)150g
小麦粉(中力粉)100g
塩 小匙一杯
重曹 小匙半分
- 作り方
- 砂糖を混ぜ、ココナツミルクや豆乳など牛乳の代替と水を容器に入れ、イーストを足してかき混ぜます。
- あたたかい場所で15分放置し、泡が出てくるまで待ちます。
- 小麦粉と塩をボールの中で混ぜて、真ん中にへこみを作り、そこに豆乳とイーストなどをまぜたものを注ぎ、なめらかになるまでかき混ぜます。
- 覆いをして、温かい場所に一時間から二時間放置し、泡が出て来るまで待ちます。
- 重曹を50mlのお湯と一緒にかき混ぜ、4に注ぎます。覆いをして温かい場所に30分ほど放置します。
- 大きめのフライパンを中火で加熱します。植物油を少しいれてフライパン全面に馴染ませます。
以上、素朴にナチュラルなクランペットを作って、まったーりと過ごすのはどうでしょう💛
*1:+_+