ダンシング・クイーンで有名な「ABBA(アバ)」その楽しく元気になっちゃう曲を散りばめたミュージカルが、この「マンマ・ミーア!」
10年前に大ヒットした前作の続編です。「ヒアウィーゴ―」は母子二世代の青春を描いてます!
女友達の間の友情、母子の絆、そして愉快なラブストーリーに、今回はエーゲ海のほとりでも歌って踊る!
綺麗な地中海のロケーションにもうっとりしてしまって、夏休み気分は盛り上がりそうです☆
誰が見に行っても楽しめる映画に仕上がっていそうですが、はたして評判はどうでしょうか?
チェックしてみました!
マンマ・ミーア!ヒアウィーゴ―の予告編とあらすじ
『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』本予告映像【8月24日(金)日本公開決定!】
前作を復習すると、ソフィは、もうすぐ彼氏のスカイと結婚するところ。
そしてバージン・ロードを、父親と一緒に歩きたい・・・・・のだが、実は父親が分からないのだった。
ソフィは、母親ドナの過去を調査して、父親候補を三人見つけた。ドナは若い頃、その三人の男性と同時に付き合っていたのだった。
サム(ピアーズ・ブロスナン)とハリー(コリン・ファース)と、ビル(ステラン・スカルスガルド)の三人である。
ソフィはその三人をウェディングに招いた。母親のドナは三人と再会、実は、別れてしまったサムと相思相愛だったことが分かる。
ソフィとスカイは結婚式を挙げる直前、まだ結婚への心の準備が出来ていないことをさとり、式をとりやめた。
でも、結婚式はすでにセットアップされているので、それを使おうと、サムとドナが結婚式を挙げることになる。
本作は、母親ドナと、三人の男性の若かりし頃のエピソードと、娘ソフィの現在が、描かれる。
ソフィのエピソードは前作から五年後の設定である。ソフィは、母のドナがオーナーになっている、ギリシャのホテルのオープニングセレモニーの準備をしているところ。
大学の時の、女友達二人がそこに到着してから、ソフィ―のパートは盛り上がる。
ソフィが開幕準備している時に、映画の舞台は、突然1979年に戻る。
若かりし頃のドナが、ソフィの父親候補の三人と付き合っている時だ。
吃音のあるハリーは、カフェでドナに「ワーテルロー」を歌って求愛する。男っぽいビリーは自分の持っている船でのクルーズに誘う。そしてサムは、ドナの心を夢中にさせるが、実は婚約していたことが分かって、ドナは傷ついたのだった。
さて、現代に戻ると、ソフィ―は妊娠していて、時々つわりに襲われている。そして、前作でのボーイフレンド、スカイはアメリカでキャリアを築こうと、彼女の元を去ってしまっていた。こんな時、ソフィ―の相談相手は、三人の父親の一人、サムだけだった・・・。
マンマ・ミーア!ヒアウィーゴ―の監督とキャスト
- 監督
オル・パーカー
- 出演
ソフィ・・・アマンダ・セイフライド
前作から引き続き、ソフィを演じるアマンダさん。
すごく女の子っぽい雰囲気で、というか、ギャルっぽい感じ(??)
キャピキャピ元気な演技で魅せてくれそうです・・・
(勝手に言ってみた)
サム・・・ピアース・ブロスナン
007のジェームス・ボンド役で有名なピアーズ・ブロスナン。
渋いイメージですが「マンマミーア」ではお茶目な側面も見せてくれそう。
ハリー・・・コリン・ファース
「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース。
知的で優し気な雰囲気が魅力的ですね。「ブリジット・ジョーンズの日記」では、弁護士の恋人役を演じていました。
若きドナ・・・リリー・ジェームズ
実写版シンデレラを演じたこともあるリリー・ジェームズ。今回はドナ(メリル・ストリープ)の若き青春期を演じます☆
ドナ・・・メリル・ストリープ
今や、押しも押されぬ大女優のメリル・ストリープです。
・・・うーん、こうしてみるとこの映画の俳優陣は、かーなり豪華なことが分かりますね。
マンマ・ミーア!ヒアウィーゴ―の上映時間と日本公開日
- 上映時間・・・114分
- 日本公開日・・・2018年8月24日
- 配給会社・・・東宝東和
- ジャンル・・・ミュージカル、青春映画、ラブコメ
マンマ・ミーア!ヒアウィーゴ―を見た感想・レビューをチェック!
大体いいんじゃない?というレビュー
登場人物の感情は、そんなに台本で細かく表現されているわけではない。皆、ハッピーな状態か悲しんでるかのどちらかだ。その中間は、あまりない。
そして悲しみは、たいてい歌にのせて表現される。
ミュージカルシーンは良くできてる。拍手喝采したくなるってほどでもないけど。
ドナは、オックスフォード大学の卒業式で、突然「I kissed the teacher」を歌い出し、クラスメートは彼女を街中自転車で追い回す。こういうのってかなり不自然だけど、ミュージカルだからね。
アダム・グラハム氏評価より
Movie review: 'Mamma Mia! Here We Go Again' sings a familiar
バケーション気分満開な映画!という評価
この映画は夏休み全開!サマーバケーション!って感じの映画。ぴちぴちサイダーみたいに弾けてて、元気で、気楽で、サントラはABBAだし。
「マンマミーア」の世界は、物事がうまく廻っている世界。人々は優しくて、思いやりがあって、海辺にぴったりの髪形をしている。
会話はおバカな感じだし、筋もところどころ変だけど、ABBAの曲は、熱い真夏の夢みたいに、うまく繋ぎあわせて、歌い踊られる。
総合アミューズメント型のリゾート施設みたいに、ちょっとやりすぎなところもあるし、キャラクターの内面はそこまで複雑にかかれていないけど、まあ脱力系てのもそういう味わいがあっていいか。
それに、歌姫のシェールや、アンディ・ガルシアも登場する。それに大勢が「ダンシング・クイーン」を歌う中でコリン・ファースとスカルスガルドが、タイタニックのディカプリオとウィンスレットの、舳先のシーンみたいなこともやる。
映画の最後には、アンコールしたくなっちゃうかも。
.何よりも、この熱狂的な映画をいいものにしてくれているのは、若い頃のドナを演じる、リリー・ジェームスだ。1979年のドナは、自分の天職と、そして三人の男性に出会った。三人のうち二人は、出会ってすぐにドナをベッドに誘うほどに、彼女を求めていたのである。
リリーは、本当にスター女優感を得ている。歌声も、90年代のディズニー映画に出てきそうな可愛らしい魅力的な声。それから若きサム、ハリー、ビルを演じる三人の俳優も歌がうまくて、次のミュージカルシーンを楽しみに待ってしまうくらい。
リンゼイ・バー氏評価より
Review: Bask in the effervescent insanity of 'Mamma Mia 2'
マンマミーア ヒアウィーゴ― 一般観客の感想を調べた!
- この映画、超好き!愛してる!もう六回みたし、DVDも買おうと思う。
- 前作は良かったけど、今回はイマイチだったなあ~~。面白くない。
- 軽快で面白おかしいし、音楽も素敵!
- 前作と同じくらい、ワクワクドキドキな映画だったけど、でもメリル・ストリープの出番が少なすぎる!30秒くらいしか、映ってなかった気がする・・・。
- 綺麗な女優、美しい歌、美しい海辺!
- 全然エネルギーがなくて退屈な映画でがっかりした。
- 今年一番のミュージカル映画!笑って、泣いてはしゃいで、歌って踊って・・・という気分が味わいたかったら、そんな人にピッタリ!陳腐な場面もあるけれど、そんなにシリアスにとらえないで気楽に見ればいい。ABBAのヒット曲の数々をうまくストーリーに取り込んでいるのに感心した。
マンマミーア ヒアウィーゴ―の見どころまとめ
豪華キャスト、オールスターが繰り広げるカラオケ大会??という意見もありました。それと、「サマーバケーション」が凝縮されている、っていうレビューも、すべてを物語っている気がします。
美しい地中海、開放的な海辺のリゾートで、イケメンとイケてる女の子たちが、歌って踊って、コメディタッチもあって・・・という、とにかく、気楽に楽しめる映画になっています。
逆に、前作やメリル・ストリープのファンだと、メリルの出番が少なかったりして、がっかりしちゃう可能性もありますね。主人公ソフィはボーイフレンドを失ったばかりなので、失恋中に見ると勇気づけられるかもです。