大人気の、快盗オーシャンズ・シリーズがカム・バック!
今度は、ゴージャス美女8人のオール・キャスト、ニューヨークで一大ファッション・イベントが舞台。
盗むものの、1億ドル超そうとうの宝石と、まばゆくて目が眩みそうな設定になっている。
オーシャンズ・メンバーも、白人から黒人、インド系(?)東アジア系と、人種も豊で、ニューヨークらしい!
・・・しかしやっぱ、我らが東アジア系って地味な顔立ちですよねえ笑
ともかくも、面白いかつまらないか??
評判をチェックしてみた!
オーシャンズ8の予告編とあらすじ
今度の盗賊団を率いるのはデビー・オーシャン。故ダニー・オーシャンの妹だ。デビーは、刑務所から出獄したばかりだが、早速、高級店で万引きし、高級ホテルに泊まり逃げする。そして、もうド派手な宝石泥棒の計画を巡らしている。
デビーは昔からの犯罪仲間であるルーに連絡を取る。
そして、天才コンピューター・ハッカーのナインボール、擦りのコンスタンス、盗品業者のタミー、宝石細工人のアミ―タとチームを結成することになった。
盗みのターゲットとなるのは、超高級品の、カルティエのダイアモンド・ネックレス。時価1億5000万ドル!!ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される、世界最大規模のファッションの祭典、「メット・ギャラ」の本番中に盗もうというのだ。
この内部に潜入できる人物として、金銭トラブルに陥っているファッション・デザイナーのローズをオーシャンズは仲間に引き入れる。彼女は映画女優のダフネをそそのかして、ターゲットのネックレスを着用するように言いくるめる。
オーシャンズ8の監督やキャスト
- 監督
ゲイリー・ロス
- 出演
デビー・オーシャン・・・サンドラ・ブロック
ハリウッド女優は息が長い!1,964年生まれのサンドラ・ブロックですが、美貌は健在ですよ~~。もう還暦も近いのに・・・。
ルー・・・ケイト・ブランシェット
エリザベス女王役が有名なケイト・ブランシェット。なんとも天然の気品に溢れた女優さんです♪
ダフネ・クルーガー・・・アン・ハサウェイ
「アリス・イン・ワンダーランド」などに出演のアン・ハサウェイは、小悪魔風の雰囲気漂う、美貌の有名女優の役。
アミータ・・・ミンディ・カリング
アメリカではコメディアンとしても有名な、インド系アメリカ人のミンディ・カリング。
コンスタンス・・・オークワフィナ
Awkwafina - My Vag - Festival Supreme 2014
オークワフィナさんは、ラッパーやコメディアン、女優などマルチタレントとして活躍している、中国系アメリカ人です。
タミー・・・サラ・ポールソン
ブロードウェイミュージカル出身。「それでも夜は明ける」などに出演しています。
ナインボール・・・リアーナ
なんと、全米チャート1位を何回も獲得している、グラミー賞受賞ミュージシャンのリアーナが出演しています!
ローズ・ワイル・・・ヘレナ・ボナム・カーター
イギリス上流階級出身の、お嬢様!
ティム・バートンの「アリスインワンダーランド」などに出演しています☆
オーシャンズ8の上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・110分
- 日本公開日・・・2018年8月10日
- 配給会社・・・ワーナーブラザース映画
- ジャンル・・・怪盗、クライム、ガールズ、ファッション
オーシャンズ8の感想やレビューをチェック!
「復讐劇」も含まれていて尖っている、という評価
面白い盗賊劇の条件でもあるけれど、この映画も、秘められた作戦とか、あるもののあて先間違えとか、プロットのどんでん返しとか、事態の混乱とかの要素が含まれている。そして、騙し合いや頭使った、企みとかにも。
かなりこみいった計画だから、現実には本当に実行可能なのか疑問に思ってしまうけれど、ともかくも映画として見るのは楽しい。
セキュリティは、特に地位が低い女性にはあまり注意を払わないという説があって、それに基づいて盗みの大半を女性がやるという計画である。
登場人物たちは、盗みの準備にあれこれ奔走する。なのであまりキャラクターの内面を見せてくれる暇はない。だから、深い映画ではない。でも見て楽しい映画だ。
オーシャンズ・シリーズの他の映画と比べても、今回は「復讐」という要素が入って来るので、尖っているところがある。それにしてもケイト・ブランシェットは印象がだいぶ変わっていて、最初気付かないくらいだった。もう49歳だが、今までになく美しく見える。
ロバート・ロテン氏レビューより
Laramie Movie Scope: Ocean's 8
セレブの心理が面白い、という評価
「オーシャンズ11」に出てきたみたいな、昔ながらの泥棒さんは出てこなかった。「11」では、彼らが一番の見どころシーンを作ってたんだけど。
けれど、終盤で犯罪をあばこうとする、保険検査官のジェームス・コードンが、その代わりにいい味出してくれている。
「オーシャンズ8」で一番良かった役どころといえば、ハサウェイ演じる女優ダフネだろう。女性セレブの心理や裏表をよく表現している。不可解なまでに虚栄心に満ちていて特権を振りかざしているのだが、同時に、自分に対する猜疑心に引き裂かれてもいる。
クリストファー・オー氏レビューより
'Ocean's 8' Review: Anne Hathaway Shines - The Atlantic
酷評もあり・・・。
「オーシャンズ8」は、スタイリッシュで洗練された映画であろうとしているけれど、これまでのシリーズの、風刺のきいた味わいを失っている。ウィットやスリルにも欠けていて、存在価値がない。
コリン・コバート氏レビューより
Gender twist aside, 'Ocean's 8' reboot offers nothing new to the franchise - StarTribune.com
物足りなさもある・・という評価
ゲイリー・ロス監督は、この映画について「敵対でなくて仲間意識についての映画」と言っている。このテーマは女性達の団結というアイデアに結びついているんだと思う。
けれど、この映画は面白いけれど、ライバル関係というのが無いことが、魅力を減じていると思う。
「オーシャンズ13」は、完璧な映画ではなかったけれど、前提は良かった。チームは、ホテルを、友達への復讐のために襲撃していた。愛のために盗みを働いたのである。
盗みそれ自体は、クールに出来ている。素敵なトリックを沢山使っている。
サンドラ・ブロックは、喜劇が得意な女優なのだが、ケイト・ブランシェットとのペアは、前作でジョージ・クルーニーとブラッド・ピットのペアがしっくりいっていた程は、引き立て合ってない。
ケイトブランシェットは大型バイクを乗り回し、目の合図を使いこなす。凄く風変りなパフォーマンスで、この映画で一番楽しめる演技かもしれない。
それから、一番笑っちゃう演技は、オークワフィナが見せてくれる。スケボーを上手く使いこなしている。それからハサウェイも、ナルシストなんだが、実は賢さも持つ女優役で良かった。
ジョセフィン・リビングストーン氏レビューより
In Ocean’s 8, Diamonds Are a Girl’s Best Friend | The New Republic
オーシャンズ8の見どころまとめ
見どころは、まず大物スターが沢山出ているので、そのカリスマが光りまくり、ということでしょう。サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェットは、出てるだけで画面を持たせる女優さんたち。
そしてコメディエンヌや、歌手のリアーナまで出演していて、バラエティ豊かな演技が見れそうです。
また世界最大級のファッションイベントが舞台なので、豪華衣裳にも注目したいところ。なぜか会場シーンではマリア・シャラポワなど、何人もの有名人が、横顔を見せているそうです。何人見付けられるか??
また、セレブリティーの裏表を赤裸々にあばきだす、女優ダフネの役どころも、面白いと評価されていました。ただ観客評判は今ひとつで、半々くらいで好き嫌いが分かれる感じでした。