解渓の効果
- 便秘
- 腹部膨満感
- 顔のむくみ
- 頭痛
- 足関節痛
など。
解渓の所属経絡
- 足の陽明胃経
胃痛、吐き気、消化不良など胃の症状に使われます。
また歯痛、顔面麻痺、坐骨神経痛、足関節痛にも使われます。
歯痛の場合、胃経は上の歯に対応しています。
解渓の見つけ方
見つけやすい場所にあります。
内くるぶしと外くるぶしのまん中のへこみ部分。
踵をつけたまま、つま先の方を上にあげるように足の関節を曲げると、
浮き出て来る二つの腱のまんなかのくぼみです。
By Henry Vandyke Carter - Henry Gray (1918) Anatomy of the Human Body (See "Book" section below) Bartleby.com: Gray's Anatomy, Plate 441, Public Domain, Link
図の右上、「TIbialis anterior」と書かれているのが、前脛骨筋筋。
「Extensor dig longus」と書かれているのが、長指伸筋筋。
前脛骨筋は、膝下に発して親指の付け根まで伸びています。つま先を持ち上げる働きをする筋肉。
長指伸筋筋も、膝下から発して、足の四本指(親指除く)の先まで繋がっている筋肉。
解渓の位置図解
特に、足首を90度に屈曲させると、この二本の筋が浮き出ますので分かりやすいです。
動画で見ると、こんな位置にあります。
妊娠中のつわりにも効くとのことです。