環跳の効果
- 腰痛や腿の痛み
- 股関節痛
- 脚の麻痺
- 膝の痛み
- 坐骨神経痛
など。
環跳の所属経絡
- 少陽胆経
耳鳴り、めまい、難聴など耳に関わりのある不調や、
頭痛、歯痛、視力のトラブルにも使われます。
また決断力にも関係しています。
環跳の見つけ方
位置については2説あります。
なので、どっちも押しておけば万全ですね!
まず一つ目は、大転子と仙骨の下半分まん中(腰兪)というツボがあるところ)を結んだ線上の、大転子頂点から3分の一の場所。
そして二つ目は、大転子と上前腸骨棘の間で、大転子頂点から3分の一の場所です。
大転子というのは、大腿骨上部にある、骨の出っ張りの部分です。
骨盤と、太ももの骨が関節を通して接合するところで、
下の図の、右下の骨。
「Greater trochanter」と線が引いてある出っ張りです。
By Henry Vandyke Carter - Henry Gray (1918) Anatomy of the Human Body (See "Book" section below) Bartleby.com: Gray's Anatomy, Plate 343, Public Domain, Link
仙骨は下の図。
赤く色づけされている骨になります。尾てい骨の上の部分ですね。
大転子も確認できます。
下のムービーを見て、骨盤の下にある大転子と、仙骨の下半分のまん中を線で結んで、
大転子よりの三分の一・・・とイメージすると、なんとなく分かるでしょうかね。
By BodyParts3D is made by DBCLS - Polygondata is from BodyParts3D, CC BY-SA 2.1 jp, Link
上前腸骨棘というのは、下の絵で「lliac crest」って書いてある、左上のとこです。
ちょうど、ウェストの出っ張った部分の骨のことです。
By Je at uwo at English Wikipedia - Transferred from en.wikipedia to Commons., Public Domain, Link
場所が複雑な感じがしますが、お尻の左右上方には、手のひらを当ててみると、へこみがありますよね。
そのへこみのまん中あたりがこのツボです。
環跳の位置図解
ざっくりしたところだと、お尻にある笑窪の中にあるということです。
大転子頭から仙骨まで三分の一の場所です。
仙骨は「腰兪」というツボのポイントから、のびる線上です。
別説では、大転子と上前腸骨棘(腰に手を当てると感じられる尖った部分)を結んだ三分の一の箇所、とされてもいます。
動画で見ると、こんな位置にあります。
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