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ジェイソンボーンの口コミ・評判は?マット・デイモンの渋いアクションは男子向けか??

BrickArms Spy Carbine prototype


「オーシャンズ11」や「プライベートライアン」で人気の俳優、1970年生まれのマット・デーモンが主役を演じるサスペンスアクションシリーズ。

 ダークな雰囲気とバイクや車のカーチェイスアクションなど、男っぽいアクションシーンが盛りだくさんのエンタメ映画です。

 さて、つまらなそうか、面白そうか、評判を調べました!

 

ジェイソン・ボーンの予告編とあらすじ


『ジェイソン・ボーン』予告編

 

 記憶喪失の元CIAエージェント、ジェイソン・ボーンが主人公。今は、数々の裏工作を担当したものとして、CIAに逆に命を狙われている。

 彼の、亡き父親は謎に包まれている。もしかして、父親がジェイソンを情け容赦ないアサシンに仕立て上げた人物なのかもしれないのだ。

 その謎を解明したいジェイソン。

 ギリシャから、ラスベガスまで世界を駆け巡って、タフなアクションシーンが繰り広げられる・・・。

ジェイソン・ボーンのキャスト・スタッフ

  • 監督・・・ポール・グリーングラス
  • 出演・・・ジェイソン・ボーン役=マット・デイモン
  •      ロバート・デューイ役=トミー・リー・ジョーンズ
  •      ヘザー・リー役   =アリシア・ビカンダー

 マット・デイモンは、ハーバード大学在学中に映画デビューし、「グッド・ウィル・ハンティング」をベン・アフレックと共に執筆してアカデミー脚本賞も受賞している、多彩で知的な俳優だ。

 ヘザー・リー役のビカンダーはスウェーデン生まれで清純な雰囲気の若手女優である。渋いこの映画の中で、彼女の雰囲気はよいアクセントではないだろうか。

 

ジェイソン・ボーンの上映時間や日本公開日

  • 上映時間・・・123分
  • 日本公開日・・2016/10/7
  • 配給・・・東宝東和

ジェイソン・ボーンの感想やレビューをチェック!

超スリリングじゃん!という感想

今回の映画は副題がついてなくてただ「ジェーソン・ボーン」だが、物語のあらすじも、そんな感じで薄っぺらい。

 安っぽいメロドラマみたいなプロットだけれど、でもこの映画は面白い。ダークな人間ドラマから激しいアクションシーンまで取り入れている。

 マットデイモンは、映画の全編で吠え、獲物を探して徘徊し、言葉よりもアクションシーンで饒舌に魅せてくれる。彼が人を傷つけたりすることには躊躇してみせるところも魅力的だ。デイモンは、幾重にも抑圧された感情をうまく表現している。

 四人の登場人物は、みな非常にしぶといキャラなので、クライマックスの決闘シーンは、たまらなく緊張感のあるものになっている。グリーングラス監督は、おなじみの、画面を揺らす撮影方法をしっかりと操り、大規模なアクションシーンを、ドキュメンタリー風のリアリズムで映し出している。

 アテネでの、波乱含みの壮烈な民衆の抗議運動から、最後の、正気じゃないほど破壊的なカーチェイスシーンまでをリアルにとらえている。
 この映画は、キャラクター造形や、現実の社会的政治的状況の参照などで、しっかりと観客の心をつかまえる。だから、単なる復讐劇という以上には、そんなに深みがないのは問題ないのだ。こんなふうに、ドキドキさせてくれるスパイ映画というのは貴重だ。
コンタクト・ミュージック・コム リッチ・クライン氏

 

つまらないし、話の意味がよくわからんし!という感想も・・

 CIAアサシンを主人公にした、人気のスパイ・スリラーの五つ目の作品は、サイバーセキュリティ―や、市民の暴動など、現代的なトピックを扱っているようだ。けれど、登場人物が人々にダメージを与えようとする動機は、まったく個人的なものにみえる。

 我らがヒーロー、ジェイソンは映画の幕開け時、ギリシャにいる。その路上で殴り合うことで細々と生計を立てていた。一方、CIAの同僚ニッキ―は、ジュリアン・アサンジのような人物と行動を共にしていた。組織のコンピュータにハッキングして、秘密工作についてのファイルをすべてコピーしようとする。

 彼女が何をしようとしていたかはわからない。ボーンにハードディスクを渡した直後にCIAに始末されてしまうからだ。アメリカでは、CIA長官が、再び現れたボーンを全力で始末しようと指令を出す。

 だがボーンは、父親を殺したのが誰かを知りたい。そして、自分の父親が、自分を容赦ない暗殺者に仕立て上げた張本人だったのかどうかも。

 

 私たちは、彼にもっと同情を感じることもできただろう。しかし彼は、自分の家族の秘密を知ることが、自分の解放につながると考え、その探求を邪魔するすべてのものを破壊しまくり、あらゆる人を始末しまくるのだから、感情移入は難しい。

 ジェーソンボーンは、残酷なアクションシーンと、そこに時折挟まれる、コンピューター画面の前に座る人々のシーンからなっている。この映画は熱狂的であると共に、動きがないのである、いいかえれば、非常なスピードでどこかへ向かっているのだが、どこへもたどり着かないようなものだ。

 ラスベガスでの、猫と鼠の追いかけっこのような、えんえんと続くカーチェイスのあと、ボーンはアセットを仕留めるのだが、観客はこのときまでに見た2時間で何が起こったのか、いまいち手がかりが与えられないままだ。ボーンは、自分の過去について何か解決することもないし、彼が色んな人を叩きつぶしたからといって、世界が安全な場所になっているというわけでもない。

リーダー紙 ドミトリー・サマロフ氏

 

まとめ

 なんといっても、マット・デイモンの渋い魅力が鍵になっている感じです。

確かに話の筋は、その辺の漫画とかによく使われそうなシナリオな気もするけど・・・

(出生の秘密とか、父親が自分を暗殺者に仕立て上げた??という疑惑とか・・)

しかし、これだけ映画や漫画が今まで作られてきた中で、もはやまったく新しいパターンを作るのはなかなか難しいのでしょうね・・。

 ともあれ、暴力シーンが多いのでファミリーや小さい子供にはおすすめできないかもしれません。

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