直木賞受賞作
人形浄瑠璃作者、近松半二の一生を描く伝記小説。 全篇、関西弁がウネウネと繰り出される。 力作かもしれないが、正直なにかが足りない・・・・とは思ってしまった。 あと直木賞は、本屋大賞が出来て以降、なんというかより玄人向きな選考になっているのか?…
沖縄の歴史を戦後すぐから、返還まで、人々の半生を描き切った力作!!が直木賞に選ばれました。辺野古埋め立ての件が何かと話題だし、こういう作品に今光が当たるのは、嬉しいことだ! ただ、ぶっちゃけ自分は感情移入できんかった・・・。ラストシーンを除…
今回の芥川賞、直木賞は、なぜか偶然にも宮澤賢治に縁がある!「おらおらでひとりいぐも」は、もちろん賢治の詩から引用されたものだし、「銀河鉄道の父」など、もろに、宮澤賢治の父、政次郎の立場から、変わり者の息子、賢治を描いた作品になっている。 息…