小説を読むのなんて、もう二年ぶりくらいかも知れない。村上春樹の「騎士団長殺し」早速に購入して読んでいる。とりあえずの舞台設定や感触を速報でお届け!
第二部以降の謎解き考察については、こちらの記事で書いています↓
ネタバレはなるべくに控えますが、まったく白紙の状態で読みたい人はご用心ください。
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小説を読むのなんて、もう二年ぶりくらいかも知れない。村上春樹の「騎士団長殺し」早速に購入して読んでいる。とりあえずの舞台設定や感触を速報でお届け!
第二部以降の謎解き考察については、こちらの記事で書いています↓
ネタバレはなるべくに控えますが、まったく白紙の状態で読みたい人はご用心ください。
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ウォール街で働く男が、不意に妻を喪失する。しかし、男はただ、無感覚・・・。何も感じない。そしてある時、M&Mのマーブルチョコが自動販売機から出てこないのにクレームする目的で書いた手紙から、壊れた心の再生が始まる。
心の再生は、まず徹底的に壊すこと・・・。
こうした、感情を失ってロボットのように働くことのよくある現代人にありそうなドラマである。
感想や評判はどうなっているんだろう?チェックしてみた。
ちなみに原題は「demolition」では、ビルの「取り壊し」とか「解体」とかそんなイメージ。って、日本語のタイトルと全然違うのが・・・面白い。
「君を思う」ではなく」「想う」というロマンチックな漢字が使われているのも、なんともポエミー💛で、翻訳者のこだわり??
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水谷豊と反町隆史主演、「相棒」劇場版第四弾!いや~~いい映画見た!!
謎解きと緊迫感と歴史とヒューマンドラマのバランスが丁度いいし、何度も胸を衝かれるような台詞に出くわした。
ここのところ、なぜか日本の戦時中を扱った映画が多い。ジブリの「風立ちぬ」から始まって、永遠のゼロやら、異色では大林信彦の「この空の花」や、微妙に戦争を引きずっているといえばシン・ゴジラなんかも、この系統に入ってくるだろう。
「この世界の片隅で」ももちろんそうだ。
こういう映画には二種類あって、一つは「日本」という国家に同一化するもの、もう一つは「国家」からはみ出してしまったもの、むしろ国から裏切られた者たちの悲惨さを描いたものだ。
で、「相棒4」がどちらの視点から描いているかといえば徹底的に「国に裏切られた者たち」の視点から描いている。まずそこが素晴らしいと思った。
続きを読むブラッド・ピットが若き日の美貌を完全に取り戻したような映画「マリアンヌ」。世界大戦下で、スパイ同士の、恋してはいけない関係だったのに、惹かれ合い、偽装夫婦から本物の夫婦になってしまった二人の話。
歴史的サスペンスとラブロマンスが絡み合い、なんともいえない緊張感とカタルシスを生み出す予感!
最近は二枚目役よりも、癖のあるいわゆるハンサムな役とは違うものを演じて幅を広げていたブラッド・ピットですが、本領ともいえる、正統派なイケメンに返り咲き。
さて、感想や評価はどうなっているのでしょうか。
チェックしてみました。
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「君と100回目の恋」、もしも時間を巻き戻して、何度でもやり直せたら・・という誰にでも切実な思い。しかも、もし取り返しのつかない命がかかっているとしたら??という設定のラブストーリー。正直、物足りない部分もいろいろあったのだが、ともかく不覚にも泣かされてしまった・・・。それも三回くらい、涙が頬をつたうほど。ぐぬぬーーー。
てなわけでレビューします。
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今年2016年4月1日に、辺野古での抗議活動中、米軍に拘束された目取間俊さん。ずっと基地問題などの取り組んでこられた方のようだ。
サングラスがトレードマーク(??)
気になって、目取間氏の出発点となった「水滴」を読んでみた。
戦争体験や社会問題への意識が、突出せずに、文学として昇華されて、鮮やかな映画を見るようだった。
1997年に、第117回芥川賞を受賞。
以下、ネタバレあり
続きを読むティム・バートン監督待望の最新作!個人的には、最近のティム作品の中では一番好きかも。普通の世界では生きられないような「風変わり」な子供たちの奇妙で切ない小世界。初恋の初々しさや別れの切なさなど、不思議と泣けてきそうなみずみずしさで描かれてます。
主人公も黒髪でどこかエキゾチックな美少年だし、かなり満足でした。
では見た感想を口コミします!
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