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選挙フェスが話題の三宅洋平。怪しい?どんな音楽作ってた?聴いてみたら、鳥肌立った。天才!?おすすめの動画をチョイス。

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参議院選に立候補して話題になっている、長髪ヒゲのミュージシャン、三宅洋平氏。以前はなんとなく怪しいと思ってたんだが、演説聞いたら、相当良いこといっていたので、彼の音楽家としての過去にも興味が出て、you tubeで聞いてみた・・・ら、これが予想以上のハイクオリティで、久々に音楽聴いて法悦を味わった・・・・・!

こりゃ天才だな!

 

選挙演説も勿論、聞いて欲しいのだけど、音楽も相当キてるので、是非チラッとでも聞いてほしい。

特に、レゲエやダブ好きの人はきっと釘付けになるかと思う。

photo:三宅洋平オフィシャルサイトより

 

 

三宅洋平は怪しいのか?

まあ、あの外見なので(ロンゲ、髭)(夜中歩いてたら職務質問受けそうだよな)、怪しいと思う人も、色々いるみたい。

わたし自身、前回の選挙の時はなんとなく、そういう気持ちもどこかにあったのだが、反対派から誇張されているところも大きいのではないだろうか。

もちろん、彼に過剰に「心酔」する必要はないと思う。自分の耳で発言を聞いて、賛成できるところ、できないところを見極めて、判断すればいいと思う。

陰謀論者?

と、言われている。陰謀論の世界は奥深い・・・。三宅氏がよくいうのは「戦争を引き起こしたがってる奴等がいる」ってこと。

私としては、日本政府に関しては、ちょっと分からない。そこでは三宅氏ほど強調できないが、

ただ、巨大な武器産業が世界で動いているのは確かで、彼らは公式に、「今年は○○で紛争があるから、需要が見込まれる。東アジアが不安定だから、当面は儲かる」みたいな声明は普通に出している。

さらに、CIAが世界各国で、政府をひっくり返すために、反政府勢力に武器を与えて訓練してきたのは事実である。(だからイスラム国だって生まれている)

なので、自分の会社や国のために「戦争を引き起こしたがる奴ら」は間違いなくいるだろう。

それは陰謀論では全然ない。世界の厳しいリアリティである。

「戦争を引き起こしたがる悪い人間なんてこの世にいない!」というのがお花畑思考であろう。

 

有機農業って、いうけど、金持ちしかオーガニックは食べれない。

確かに、今のところまだ、有機野菜は高い傾向にある。

なぜオーガニックが高めかというと、市場がまだ小さいからだろう。

需要が上がれば、オーガニック野菜はたくさん供給されて、どんどん安価で手に入るようになると思う。

それから、畑をするのは、貧乏人にもできる。

田舎に住んで、自分の食べる最小限の野菜さえ作れれば、都会で外食して暮らすよりも、全然低コスト。

どちらかといえば、大会社や、大金持ちから取る税率を、この何十年かでどんどん減らしてきた自民党政権の方が、明確に金持ち寄りだと思われる。

経済学者の飯田泰之氏なんかも、財源がなくなったのは、金持ちや大会社から取らなくなった分減ったわけで、至極当たり前だといっている。

アベノミクスだって、結局儲かったのは富裕層だけ。金持ちはより金持ちに、貧乏人はさらに貧乏になっただけだ。

お金持ちだらけの安部さんの友達は、当然儲かっているんだろうが。

 

 

Dance in the moonlight


DogggyStyle Dance in the moonlight

 Dogggy Style(犬式)の曲。もう10年も前の映像。

今は、ヒゲもじゃの三宅氏だが、この時はまだ27歳くらいか。お肌つるつる、髭もあごだけ・・・。(2006年に動画がアップされてるってだけなので、もしかしたらその何年か前、20代前半くらいの可能性もある。不正確ですみません、ファンの方・・・。ともかく若い・・)

これはジャンルでいうと、いわゆるダブってやつ。

ダブっていうと有名なのはフィッシュマンズだけど、佐藤伸治の、あのか細く消えていきそうな、でも妙に艶っぽい声とはまた違って、

三宅氏のは、もちっと本場の黒人の声みたいな土臭さがある。本場のレゲエシンガーの声って、なんというか高めで、でも大地を踏みしめているような土臭さと、魔術的な幻惑を誘う、独特のバイブレーションがあると思うのだが、三宅氏も、独特の震え声を駆使して、法悦へと誘ってくれる。

巻き舌しまくってるのも、上品に柄ワルくてよろしい。

ダブのリズムに、どことなく東洋風な怪しいかげりが加わって、月食を見ているような格好良さである。

サウンドもよい。

それからさりげに「月が照らし出す影は、イーハトーブの不死鳥のように」など宮沢賢治由来の語彙が使われているとこは、文学好きとしてはグッとくる。

 

Life is Beautiful

 

「月光に踊る」の映像から二年後にユーチューブにアップされている。やたらラスタファリアン化して、どうしちゃったの?といいたくなる感じで、ちょっと面白いのがこのPV.。胸下まであるボサボサろんげに、モジャ髭。

レゲエ兄貴というよりは、1960年代のヒッピーに見えるが、歌い方はかなりレゲエの節回しが入ってきている。ジャマイ化しすぎて、日本語なんだか、何いってんだか歌詞がよく分からん。「かみなっちゃ!」(に聴こえる)とかも言ってるし。

 でも疾走感があって格好いい。途中、フラメンコ風のカスタネットが入ったり、喇叭の楽隊も入っている。

「自由を侵害するものすべてはねつけて・・」とか「この道絶望と至福がないまぜになって俺たちに迫ってくる」

「人生は”まるで夢”ではなく、人生はまさに夢そのもの」

と、歌詞はだいぶ熱い。今の選挙演説にも通じるものがあるだろう。

 

 

魂の呼ぶ方へ

 
魂の呼ぶ方へ /(仮)ALBATRUS

 

これは、スローなバラード調の曲。おだやかな海辺でぼーっとしているような、リラックス感がある曲。

三宅洋平って、髪短いと、逆に、なんか怖い兄ちゃんみたいに見えるなw

 

真冬のラスタファリズム

 

レゲエ調のラップになっている。冬の吉祥寺界隈を歩く、日常的な思いを呟いている。コンビニ行ったり、パチスロで稼げなかったり、レゲエへの思いを語ったりなど・・・。

 

選挙フェス Day11日


20160702三宅洋平 選挙フェスDay11 渋谷ハチ公前〜第二部 東京都選挙区 参議院選挙

 

というわけで、これはつい昨日、渋谷ハチ公前で行われた選挙フェス。

「国ってなんだ?国体?皇家?経済?経団連なのか?・・ちがう、俺たちが国なんだっていうことを彼らに思い出してもらうんです。あなたが国なんです」

「家庭の金融資産1740兆円、このうち500兆円を超富裕層が占有している。ここに5%前後の税金をかけるだけで、25兆円の財源を獲得できる」

「一千万円から五千万円の小金持ちの皆さん、僕は皆さんが一番損をしていると言いたいんです。僕が話してるのは、地球が滅びても宇宙に逃げれると考えている超富裕層のことですよ」

 ただ自分の名前を連呼して、抽象的な理念しかない候補とは違って、かなり具体的に真摯に語っている。

とにかく、話すのがうまい。思わず耳を傾けてしまう。

これは、ラップで培った能力なんだろうと思う。

 

選挙フェス SUGIZO応援の回


20160625 X JAPAN SUGIZOが応援!三宅洋平 選挙フェスDay4 渋谷ハチ公前「音楽に政治はNGなんて糞喰らえ!ロックは社会と共にある。」東京都選挙区 参議院選挙

これはびっくりした。

ルナシー、エックスJAPANのSUGIZOが応援に駆けつけている。

しかも政治について熱く語っていてびっくりした。

おとなしく、紳士的な口ぶりではあるが「音楽に政治はNG?くそくらえです!」「僕はジョン・レノンとかも好きなんですけれど・・・ロックは社会と共にあるんです」と発言。

難民キャンプ訪問とかもしているらしい。こんな人だとは知らなかった。

こういう状況だと、色々本然をぶっちゃけるミュージシャンも出てくるものだなあ。

終盤では、サッカー選手のマラドーナを讃えた歌も披露。

 

選挙フェス Day 13 立川駅


20160704三宅洋平 選挙フェスDay13 JR立川駅で小沢一郎が応援演説!東京都選挙区 参議院選挙

立川駅での選挙フェスでは、立川で起きた砂川裁判についても触れている。

演説する土地の背景も考慮して話せる候補はなかなかいない。

砂川裁判は、「高度な政治的内容に関して裁判所は判断をくださない」という前例を作ってしまった裁判だった。それまでは、三権分立で、政権の主張とは別のところで市民を守ろうとする気概のある裁判官もいたのだ・・・。

 

「腹くくってここにたつと、みなさんの目や表情から力をもらえるんです。とっくに倒れそうな自分を、みんなが支えてくれるんです。」「「湯川さんみたいな素敵な年のとり方をしている人を見ると、おれも80歳まで生きたいなと思うよ。でも、80まで生きることが先に目的にあるわけじゃ・・・ないよね。命をどうやって使うかを見つけることがおれは幸せだと思うんだよ。それを積み重ねて積み重ねて長生きできたらハッピーだと思う。だから恐れずに進んでいきたいんです」

 

なんとなく、ウルグアイのムヒカ大統領にも共通するような感動的な言葉だ。

本当に、けっこう体力的にはきついんじゃないかなあ。以前より瘠せているように見えるし。

プレッシャーもすごいだろうし。音楽やるくらいだから、繊細な部分もあるだろうし。

倒れないでほしい。

 

まとめ

前回の選挙のときは、たまたま三宅洋平氏の演説は見ていなかったのだが、今回見てみて、予想以上に真摯、知らなかった裏話も教えてくれたり、人を惹き付けるものであるのに、ビックリした。

続いて音楽を聴いてみたら、これまた相当かっこいいものなのにもビックリした。

面白い才能が出てきたものだと思う。

 

そして、自民党の改憲草案も最近見て、これまたビックリ。

しろうとでもはっきり分かるくらいの、ヒドサ、ヤバサだった。

「何人も奴隷的拘束を受けない」がバッサリ削除。「公共の福祉に反しない限り」が「公益および公の秩序に反しないかぎり」にすべて置き換え。

要は、表現の自由(ブログやデモ等・・・)も、当局が「秩序撹乱」と恣意的に認定すれば、力で抑え込めるということ。

さらに「国民はこの憲法を尊重しなければならない」

これは逆!国民のための憲法でなく、憲法のための国民になっちゃっている。

さらに目玉は「緊急事態条項」というヤバサ超ど急の、条項が憲法に突っ込まれていること。

戦争や災害などがあった場合、総理大臣がすべての権限を握りしめ、法令まで作れてしまうという恐ろしすぎる条項だ。

まだ見ていない方は、ぜひ一度はご自分の目で確かめてほしい。

こちらに、現行憲法との詳しい対照表があった。

一画面分くらい状況説明があって、その下に対照表があります。

 

何かの冗談みたいにヒドイ内容だ。

自民党も、昔は中間層の雑多な意見を巻き込んでいく、それなりの与党として機能していた部分もあるのだろうが、最近は本当に狂いが見えてきている。

年金何兆円もリスクの高い株につぎ込んでパーにしてしまうわ、格差拡大やらを「美しい日本」をゴリ押しして、ごまかしている。

「美しい日本」を作りたい人は、まず福島原発の廃炉作業に従事するべきだろう。文字通り、汚染を綺麗にしていく仕事だ。今の日本は彼らなくして成り立たない。結局、汚れ仕事は人任せにして平気な人々が「美しい日本」といっていても、説得力ないのだよねえ。

 

第二次大戦の時も、人々は、「まさかここまで状況が悪化するとは思ってなかった」と言う。

 

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