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映画「ボヘミアンラプソディー」の感想・出来栄えは?バンドマン必見!?クイーンがスクリーンに甦る!!

Queen Greatest Hits (Remaster 2011)

 本当に、唯一無二というか伝説の名に相応しいロックバンド、クイーン(Queen)です。

 私も中高生の時によく聞いていました!!

 ボーカルのフレディ・マーキュリーも、実はインド人とか、ゲイとか、絵がめちゃくちゃうまくて、Queenのロゴマークも、フレディ自作とか・・・色々エピソードがある人です。

 最初は女性と付き合っていたけれど、同性愛者としての自分を否定できなくなって、途中からは舞台衣装でもゲイ爆発してます。

 そんなQueenが映画になった!ってことで。

 予告編みると、これはかなり良さそう!!

 

 主演のラミ・マレックも、フレディの身振りを完コピしているようです。

マイクの持ち方、首の振り向け方・・、歩き方、などなど。まさになりきりっているようで。

 

勿論曲は、映画中ずっとQueenのヒットパレードみたいに、オリジナルの音がグイグイかかります。楽しそう!!

 

 Queen好きの初老女性と一緒に私は見に行く予定ですが・・w

老若男女楽しめそう。

 

 さて、実際に観た人々の感想や評価はどうでしょうか?

 調べてみました!

 

 

「ボヘミアンラプソディー」の予告編

 


『ボヘミアン・ラプソディ』予告編 (2018年)

「ボヘミアンラプソディー」の監督やキャスト

  • 監督

ブライアン・シンガー

 

近年は、XMENシリーズも監督してます。

  • 出演

 

フレディ・マーキュリー・・・ラミ・マレック

Christian Slater and Rami Malek

右側がラミ・マレック。エジプト系アメリカ人なので、エキゾチックな顔立ちのフレディにはぴったり。アメリカではテレビドラマなどで有名な俳優さんです。


メアリー・オースティン・・・ルーシー・ボーイントン


ブライアン・メイ・・・グウィリム・リー


ロジャー・テイラー・・・ベン・ハーディ

Ben Hardy & Alexandra Shipp

真ん中に座ってるのが、美青年ロジャー・テイラーを演じるベン・ハーディです。


ロジョン・ディーコン・・・ジョセフ・マッゼ

 

「ボヘミアンラプソディー」の上映時間と日本公開日

  • 上映時間・・・135分
  • 日本公開日・・・2018年11月9日
  • 配給会社・・・20世紀フォックス映画
  • ジャンル・・・音楽映画、伝記映画、ヒューマンドラマ

 

「ボヘミアンラプソディー」の感想や評価

 

絶対楽しめるけど、不満も残る・・というレビュー

 

主演のラミ・マレックは、勤勉に、緊密に、フレディ・マーキュリーの中の二つの軸を明らかにしてくれている。

 それは、自信と、寄る辺なさの両方である。この二つの軸を中心にして映画は展開していく。マレックはその役目を、伝説的なクイーンのヒット曲の数々を支えにしつつ、成し遂げている。監督のブライアン・シンガーは、途中で諸事情あって退場し、俳優でもあるデクスター・フレッチャーが交代した。

 そんなわけで、ちょっと監督のぎこちなさを感じさせる場面もある。

 

1985年のライブセットは、完璧に再現されていて、カメラワークは息を呑むほど工夫されていて、フレディ・マーキュリーの演技も、あらゆる細かい仕草までとらえられている。伝記は、生涯を網羅的に描いていて、そのときには、映画としては、興味深いキャラクターを平凡にしてしまい、脚色も入ったりと、かなり普通の作品になってしまっていた。

一番の見どころは、バンドのメンバー達のやりとりだ。作曲したり、レコーディングしたり、ライブパフォーマンスを行ったり、それに口論しているシーンもよい。

 ただ、フレディの人生については、うまく取り掛かる方法をあまりつかめていないようだった。彼は傲慢で、誇大妄想的なところもあり、けれど傷つきやすく、社会のアウトサイダーで人種差別にもあう。

 この映画で、フレディの同性愛は、個人的な自由や幸福としてではなく、凋落として位置づけられてしまっている。彼は、ゲイのマネージャーによって麻薬の世界に引き込まれ、ハッピーな性的ストレート達(バンド仲間や婚約者)の世界から引き離されてしまった、というふうに説明される。

 この映画はつねに、バンドのシーンに戻る。フレディは一人では、そこまでの音楽的天才というわけではなく、名曲の数々を作り出すことができたのは、バンドでのコラボレーションがあってこそのものだ、という設定である。

 たくさんの名曲が流れるから、必ず楽しめる。でも、フレディ・マーキュリーの伝記映画ならば、もっと全然いい映画が出来たはず、という思いを振りほどくのは難しい。

 

ケイティ・ウォルシュ氏評価より

'Bohemian Rhapsody' review: Rami Malek puts on a great show as Freddie Mercury, but the film is unfortunately basic - Chicago Tribune

 

 

伝記映画としては、物足りないというレビュー

音楽の側面は素晴らしい。けれど他の部分はいまいち。

マーキュリーのセクシャリティについては特に、この映画は取り上げるのを避けている。それよりも、彼のヘテロセクシャル(異性愛)での関係について焦点をあてている。(現実的には、彼がバイセクシャルだと認めた1970年代中盤からは、マーキュリーとフィアンセは、恋人関係は解消して、それぞれの道を進んだのだが)

実際の、記録されもいる彼のクィアな側面については、なぜか描写しないであやふやのままである。マーキュリーのバイセクシャルな面についてはあまり触れない。

 ポール・プレンターや、最後の恋人、ジム・ハットンとの関係性も、曖昧にされている。その関係性をどう見るかは、観客にゆだねられているかのようだ。

 長年に渡るクイーンのファンとしては、唯一無二の天才の伝記は、最高のものであってほしかった。でもこの映画は、そうではない。

Bohemian Rhapsody Movie Review | The Young Folks

 

気分を盛り上げてくれる映画!というレビュー

「ボヘミアン・ラプソディー」は傑作というわけではないけれど、クィーンが大好きなファン以外にも楽しい。1970年代から80年代の音楽シーンのなかでも、クィーンみたいな存在は唯一だった。その楽曲は、ハードロックから、不思議な雰囲気のポップまでと幅広かった。オペラ歌手並みの声の幅を持つマーキュリーも稀有な存在だった。

 特に1975年発表の「ボヘミアンラプソディー」は、6分を超える長さで、普通のヒット曲の公式を離れた型破りなもので、批評家たちには不評だったが、時を超える名曲となった。オペラみたいな歌詞や、不思議の国のアリスに出てきそうな不思議なセリフが登場する。

 この映画には事実と違うところもあるけれど、それを分かりつつも、楽しめるし、高揚した気分で映画館を出ることができる。

 

Bohemian Rhapsody | John McDonald

ジョン・マクドナルド氏レビューより

 

一般観客の感想・意見をチェック!

  • もしクイーンが好きなら、この映画は君のためにある!すごく良かった!

 

  • 主演のマレクはもちろん、他のバンドメンバーの演技も輝いていた。物語はしっかりしていて、クイーンの音楽への洞察にも溢れていて、とてもエモーショナルでパワフルな場面もある。ある時点からある時点へと、物語がスキップしがちな、ふつうの伝記映画とは違って、ちゃんとつながっている。必見の映画。

 

  • この映画は、深みがあるわけじゃないけれど、全編とおして楽しめた。主演のパフォーマンスはすごい。

 

  • この映画は、僕がクイーンについてイメージしてたことや、バンドが経験した葛藤や困難を、完璧に描いていた。マレクの演技は、どんな賞をとってもおかしくないくらいに完璧で、ショッキングなほど正確にフレディ・マーキュリーだった。

 

  • 凄い映画!面白おかしいし、エンタメばっちりだし、エモーショナルで感動的。好き!
 

「ボヘミアン・ラプソディー」見どころ

 観客の、実に95%以上が満足していました!批評家は60%くらいが高評価。

 

まず、純粋にクイーンの音楽を楽しむには、すごくいい映画だといえましょう。コンサートの再現も迫力たっぷり、大画面で、映画館の音響設備で、名曲の数々を聞けてしまうので、それだけでも音楽好きは満喫できる映画でしょう。

 また、特にフレディ・マーキュリー役のマレクの演技が素晴らしい、というのは皆が口を揃えていました。専門のトレーナーをつけて、フレディの仕草を研究、完コピしたようです。

 物足りなかった点としては、伝記としてはあまり深みがなくて、フレディのセクシャリティについてもあまり触れようとはせず、、というところが多くあげられていました。確かにバンド名も「クイーン」とある意味「ドラッグクイーン」を思わせますし、伝記的には、男性の恋人との関係も明らかになっていますから、そのあたりを描かなかったのは、ちょっと微妙かもしれませんね。

 無難なところを取ったのかもしれません・・。

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