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人生道草しまくり迷いまくりのstray dogが遂に故郷を見つけるまでの物語。

メンインキャットの感想・評判まとめ。可愛い猫の中身がオッサンに・・汗

Funny cat

 傲慢な大企業の社長、なんとフカフカの猫になってしまった!?というニャンともな顛末を描く映画。可愛い猫の中身がおっさん、というシリアスな状況。しかも監督は「メンインブラック」の監督で、原題は「Nine Lives」だが、日本語タイトルは、ちゃっかりメンインブラックをパロディ化した「メン・イン・キャット」であるw

 ともあれ、可愛くて笑える映画になっていそうである。感想・評判をチェックしてみた!

 

メン・イン・キャットのあらすじ

 トムは家族を省みないで働きまくる大企業の社長。いつも忙しい彼は、近づいてきた娘の誕生日プレゼントを準備する時間もなく、自分は猫がキライだが、娘レベッカのために、慌てて近くのペットショップに駆け込む。どうも怪しげな雰囲気のペットショップだった。

 そして、雷がきっかけになって、トムの人間の体自体は昏睡状態に陥ってしまい、なぜだか意識は猫の体に入ってしまう。

 猫として、レベッカに飼われながら生活することに・・・。猫目線から見る自分自身の家庭の内側は、新鮮な驚きの連続であった・・・。

メン・イン・キャットの監督やキャスト

監督・・・バリー・ソネンフェルド

出演・・・トム社長=ケビン・スペイシー

     ララ婦人=ジェニファー・ガーネット

     フェリックス・グラント=クリストファー・ウォーケン

     レベッカ=マリア・ウェイスマン

 大企業の社長役の、ケビン・スペイシーは、アカデミー賞を何回も受賞している名優だ。「ユージュアル・サスペクツ」ではシリアスな犯罪者役を演じ、「アメリカン・ビューティ」では娘の友達に惚れてしまう、しがないオッサン役という役柄で、コメディ俳優としての才能も見せている。

 シリアスで厳格な社長と、猫になっちゃったというコミカルな両面がある今回の役どころは、彼にぴったりかもしれない。

 

メン・イン・キャットの上映時間や日本公開日

  • 上映時間・・・87分
  • 日本公開日・・・2016年11月25日
  • 配給・・・アスミック・エース

メン・イン・キャットの感想や評判をチェック

猫が可哀そう!という意見

 この映画のキャストの中で一番可哀そうだったのは、猫である。

 この哀れな猫は、バリー監督の下で、観客が彼を好きになるチャンスを一度も与えられない。これはある意味で凄い、なぜってユーチューブ動画が私たちに教えてくれたように、猫をビデオに投入すれば、それが大人気にならないわけはないからだ。

 小さい子供たちにとっては、猫が物思いにふけったり、滑稽な仕草をするのは楽しいかもしれない、けれど、もっと大人向けの側面、例えば、二つのライバル会社のどちらが、アメリカで一番高いビルを建てられるかなどといったこと、は子供たちには面白くないんじゃないだろうか。

ネイル・ゲンツリンガー ニューヨーク・タイムス紙より

 

ケヴィン・スペイシーが勿体ない!というレビュー

 ケヴィン・スペイシーのように技量のある俳優が、なぜこんな風に扱われなければならなかったのか疑問に思わざるを得ない。まず物語の前提(家族を省みない、仕事中毒の父親が何か人間でないものへと変身して、家族と和解する)が、使い古されている。でもって、脚本は馬鹿馬鹿しいし、質が低い。社長が「ミスター曖昧パンツ」という名の猫に変わってからは、名優スペイシーを、猫のおしっこだとか去勢をめぐる数々のジョークの山に埋もれさせることとなっている。

リーチ・ピケット(シカゴ・リーダー紙)より

 

ケヴィン・スペイシーのクールな声が良い!という評価

「メン・イン・キャット」はケヴィン・スペイシーのファンにとっては嬉しい映画だ。スペイシーが、もふもふの可愛らしい猫の体に閉じ込められるのをみたくないファンがいるだろうか?

 「ミスター曖昧パンツ」は偉大な猫となる。機略に優れていて決断力があり、息子に対する社内の陰謀を、シュレッダーをぶっ壊すことで邪魔し、娘を悪友から守り、怖い前妻のバッグの中におしっこをする。

「ミスター曖昧パンツ」を演じるには、六匹の本物の猫と、少しのコンピューターグラフィックスが使われている。非の打ちどころがなく、ドライな調子のスペイシーの声が、ただミャオミャオ鳴くだけの猫の奇妙さをカバーしている。ところで監督は、猫アレルギーを持っているそうだ。

リビー・パーブス デイリー・メール紙 より

 

今年のワースト?という酷評あり

 絶望的なまでに、子供向けドタバタアニメっぽくて、最後まで鑑賞するのがつらい。バリー監督は「ワイルドワイルドウェスト」などの監督だが、この作品は彼の新たな駄作となった。

 物語は(なぜか五人もの脚本家によって書かれているのだが)、だるくてつまらない。監督は、映画を活気づけるエネルギーや何かしらのテーマを映画の中に取り入れられていない。

 このペットが家族に話しかけるというタイプのコメディについて、面白がったり、何か良い点を見つけるのは難しいだろう。脚本はひどいし、特殊効果はもっとひどい。70%ほどはコンピュータ処理がなされていて、まずどんな物語を語ろうとするにも、退屈にみえてしまう。

 スペイシーが、「ミスター曖昧パンツ」を演じるのに選ばれたことには、特別驚きはない。このオスカー受賞俳優は、冷淡で無関心な声でもって、主役の猫にはピッタリマッチしている。けれども、ひどいジョーク(もちろんおしっこやフンなどの下ネタ含む)がずいぶん長く続きすぎるために、会話や脚本は、真の価値を発揮することができないでいる。

 「メンインキャット」は、今年2016年ののワーストフィルムとしてノミネートされるのに充分なスコアを獲得している。

マリア・ロンカロビック カイロ360紙 より

 

まとめ

 どうもイマイチ、低評価の感想が多かった・・・。ケヴィン・スペイシーのファンとしては少し残念だ。確かに、彼の名演技が、猫に隠されてしまうのは、ちょっと惜しい気もする。

 猫の名前「ミスターファジーパンツ」がすべてこの映画のことを物語っている気がする。「ミスター曖昧パンツ」・・・・・・。

 観客の感想の中には、この映画の出来は確かに良くないけれど、それでも面白おかしいしハートウォーミングだった・・・というものもありはした。

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