ディズニーがプロデュースする、クリスマス映画!
四種類の魔法の国へとさまよい込んでしまった女の子の大冒険が始まります!
なんといっても、クリスマス気分を味わいたい!気分だけでも!
そんな時にハッピーな気持ちにしてくれそうなのがこの映画。
害が無さそうだから、家族で子供を連れて観に行っても良さそうだし、カップルでデート前に観に行くにも良さそう・・・。
内容はどんな感じなんでしょうか。
感想や評価をチェックしてみました。
「くるみ割り人形と秘密の王国」の予告編とあらすじ
クララは鍵を探し求めていた。
亡き母から貰った贈り物が入っている卵型の箱の鍵を・・・。
その卵には「あなたの必要とするものすべてがここに入ってます」
と書かれていた。
名付け親のドッロセルマイヤーが毎年開くパーティで、クララは金色の糸を手にするのだが、この糸が隠された鍵へと彼女を導く。
木のうろを通って・・・
クララは、奇妙な異世界に迷い込むのだった。
そこで、クララはフィリップという名の兵士やネズミのギャング、それに「雪の王国」「花の王国」「お菓子の王国」という三つの国を統べる将軍に出会うのだった。
くるみ割り人形だった兵隊のフィリップは、クララが触ることによって生命を与えられた。フィリップによると、クララの亡き母は、この秘密の王国を治めていたという。そしてその死後、この王国は混乱していた。
クララとフィリップは、禁じられた四つ目の王国へと足を踏み入れ、クララの鍵を取り返さなければならない・・・。
四つ目の王国では、マザー・ジンジャーという巨大な人形が反乱を起こし、いまや王国は荒涼とした土地になっているのだった・・・。
「くるみ割り人形と秘密の王国」の監督やキャスト
- 監督
ラッセ・ハルストレム
「ギルバートグレイプ」や「ショコラ」などの名作を作ってきた名監督です。
ジョー・ジョンストン
その昔はスターウォーズで視覚効果を担当していました。最近ではアベンジャーズシリーズも監督として手掛けています。
- 出演
クララ・シュタールバウム役・・・マッケンジー・フォイ
18歳だけど、まだあどけない雰囲気のあるマッケンジー・フォイが、主人公の少女を演じます。
シュガー・プラム役・・・キーラ・ナイトレイ
ドロッセルマイヤー役・・・モーガン・フリーマン
マザー・ジンジャー役・・・ヘレン・ミレン
バレリーナ・プリンセス役・・・ミスティ・コープランド
「くるみ割り人形と秘密の王国」の日本公開日と上映時間
- 上映時間・・・100分
- 日本公開日・・・2018年11月30日
- 配給会社・・・ディズニー
- ジャンル・・・ファンタジー、クリスマス映画、ディズニー
「くるみ割り人形と秘密の王国」の感想や評判をチェック
ネズミ王がきもい!という意見
主役の女の子は、考え深げなところと、お転婆なところが、いい感じでミックスされていて良かった。
でも映画自体は平凡だ。
登場人物たちは、出てきてはすぐに消えていってしまうし、説明されないままに放っておかれる事柄が多い。
会話もださい。
いい点としては、バレエの踊りが披露されるシーンは美しくて、ダンス・ファンなら何回も見たくなると思う。
けれど、これは家族で見る映画ではないかも。
ネズミの王様・・これは、大勢いのネズミがひっつきあって、ウゾウゾ動きながら一つの大きな体を作っているのだが、これとかも子どもたちが夢でうなされそうである・・。
ホフマンの原作はダークなのだが、その原作から色々とダークな要素を再現している。
「タイムアウト」グリア・マクナリー評より
クリスマスの雰囲気を味わうにはぴったり!子供も大丈夫という意見
このディズニーのクリスマス映画は、おとぎ話の世界から始まって、チャイコフスキーの有名な「くるみ割人形」のバレエになる。
衣裳はきらびやかで、豪華な場面が色々繰り広げられる。
有名なアメリカのバレリーナ、ミスてぃ・コープランドによる踊りも見れる。
「くるみ割り人形と秘密の王国」は、ディズニーの他の実写映画「シンデレラ」とか「美女と野獣」ほどに、よくできた作品・・というわけではないけれど、決まり切ったクリスマスものとは一味違った、でもクリスマスの祝祭的な雰囲気を味わいたい人にとっては、いい選択だと思う。
わたしの、9歳になる子供たちも楽しんでいた。
ニュージーランド・ヘラルド
フランソワ・ラドキン氏れびゅーより
魔法の世界に現実逃避できる!という意見
クララが魔法の王国に入ると、画面はスウィートなキャンディーカラーになる。
物語はシンプルなものだけれど、人間的に成長することと、愛、というメッセージは強く伝わってくる。母親の死と向き合うクララは、とても感受性豊かに描かれているし、感傷的過ぎることもない。
クララはお父さんに対してイライラしているのが、ポイント。
お父さんとクララはお母さんの不在について、違う受け止め方をしているのだ。クララは、お母さんの記憶を一番にとどめておきたいのに、お父さんは違う。
この映画で一番印象に残る要素はといえば、デザインなどの作り込みだ。このディズニー映画は、本当に世界が独特のデザインで作られていて、ユニークな幻想世界を作り出している。生身の役者がこの背景に溶け込み、ネズミの王やら、妖精のドレスやら、とても面白い見た目をしている。
マッケンジー・フォイは主役を、なかなかに好演している。
脚本的に、クララとくるみ割人形兵隊フィリップが、なかなか目立てない点もあるけれど・・。けれど、シュガー・プラムの要請を演じるナリトリーは素晴らしい。個性的な声と、見るからに全身で役を楽しんでいる感じにあふれていて、場面をさらっていく。
さすがに、アカデミー賞女優だけある。
この映画は、非常に美しい世界へと、現実逃避行できる作品だ。
バレエのファンにとっては、バレエで踊られる場面を取り入れたシーンがあるし、新たに観る人にとっても、この昔からある有名な物語と、素晴らしいビジュアルで楽しめるものになっている。
「ジョン・ハンロン・レビュー」
ジョン・ハンロン氏評価より
一般観客の感想もチェック!
- 6歳以下のお子様しか楽しめない映画なんじゃないかな・・・。中身があまりない・・。ただコスチュームデザインは良かったけど。
- 楽しくて面白いディズニー映画。彩り鮮やかで楽しい。
- クリスマスの時期に毎年観たい映画!
- この映画は、クリスマス映画の傑作だと思う。でも、不満に残る点もあった。バレエにあるような、恋愛的ロマンチックな要素が削られていた・・・。ディズニー映画って、なんでロマンスを削ろうとするのかな・・、それと、最後に悪役をめぐって、どんでん返しがあるんだけど、そういうサプライズはもうなくて良かったかな。でも魔法にあふれた素敵な映画だった。
- この映画に使われた予算は、ビジュアルとコスチューム部門に行って、演技レッスンには投下されなかったと思われる。もっと良い映画になったはずだったのでは・・・という思いになってしまう映画。
- ちょっぴりダークで、ちょっぴり面白おかしくて、家族全員が楽しめる映画になっている。ストーリー進行やキャラクターについても、特に問題はなかったと思う。この映画は、すごい傑作というわけではないけど、全編通して楽しめたし、見終わったあとは、ニコニコ笑顔にしてくれる。
「くるみ割り人形と秘密の王国」は面白い?つまらない?
評価を見ると、全般的にそんなに高くないのが現状でした・・・(;^ω^)
大体、100点満点中、40点、という評価が多かったです。
ストーリーに、そんなに中身がないから低評価、という理由が多いです。
ただ、コスチュームや、4つの魔法の世界のデザインは素晴らしくよくできていて、マジカルな雰囲気には、どっぷりと浸ることができそうです。
あと、ネズミ王の描写が、人によっては気持ち悪いと感じるようです。
ディズニーランドの、ファンシーなアトラクションの一つに、さまよいこむような気分で見に行くと良いかもしれません。