死の女神ヘラ、それに闘技大会と超人ハルク・・・など、なにかいかにも、日本の格闘漫画にも出てきそうなセッティング!]
そしてヘラは、ヘラジカのヘラか!といいたいほど、ケッタイな髪形をしております。鹿の角みたいな、スーパー枝分かれヘアーです!
うーん、キャラクター達のこの奇妙奇天烈さ・・・これが・・
そう、マーヴェル・コミックスの世界でやんす!
「マイティソー」シリーズの第三弾ということですが、
果たして見た人の評価はどうなっているのか?
チェックしてみた!
マイティソー バトルロイヤルのあらすじ
主人公ソーとロキは、邪悪な姉、ヘラと口論し、宇宙の反対側の牢獄に閉じ込められていた。強力な武器であるハンマーも奪われている。だが、一刻も早く、死の女神ヘラの手によって故郷アスガルドが破壊されるのを食い止めるべく、戻らなければいけないのだ。
しかしこの星の支配者は、スポーツと楽しみのために、円形闘技場で戦士を戦わせるのが趣味だった。ソーとロキは、まずこの闘技大会を生き残らなければならない。しかも対戦するのは、かつてアベンジャー仲間である超人ハルクだった!
マイティソー バトルロイヤルの監督やキャスト
監督・・・タイカ・ワイティティ
出演
- ソー役=クリス・ヘムズワース
- ブルース・バナー/ハルク役=マーク・ラフォロ
- ロキ役=トム・ヒドルストン
- ヘラ役=ケイト・ブランシェット
- ヴァルキリー役=テッサ・トンプソン
強大な死の女神は、アカデミー賞女優のケイト・ブランシェットが演じています。
気品あふれる、まさに女王顔な女優さん。
イギリスの女王エリザベスを演じた映画が有名ですね。
マイティソー バトルロイヤルの上映時間や日本公開日
- 上映時間・・・131分
- 日本公開日・・・2017年11月3日
- 上映方式・・・2D/3D
- 配給会社・・・ディズニー
- ジャンル・・・アクション、アドベンチャー、マーヴェルコミック
マイティソー バトルロイヤルの感想やレビューをチェック!
思ったより笑える!という評価
映画のユーモラスなトーンは最初からだ。まず、ソーが力は強い、でもオトボケな敵の前で縛られているシーンが来る。
ソーが相手をやりこめるシーンは面白い。すごく笑える。そして、戦闘シーンでも、こういうユーモラスなやりとりは、映画全編に渡って継続するし、色んなキャラクターが、気の利いたセリフを発するのも見ものだ。
主演のヘムズワースは.「ゴーストバスターズ」などコメディ映画にも出たことがあって、実際、お笑いのセンスは抜群だ。コンマ一秒ほども逃さない絶妙なタイミングを心得ている。たぶんあなたも、「バトルロイヤル」を見たら、自分が予想していた以上に、笑ってしまうと思う。
レッド・ツェッペリンの、70年代の名曲「移住者の歌」が使われているのもマッチしている。北方神話に言及している歌だからピッタリ。
カドシティタイムス リンダ・クック評より
楽しい映画!という評価
ワイティティ監督は、ユーモアのセンスに溢れている。
ここのところ、マーヴェルコミックの映画作品は、ダークだったり重々しいトーンが結構目立っていたが、「バトルロイヤル」には、シニカルな調子がなくて、楽観的なのが特徴だ。もちろん、重々しさが発生する戦闘シーンなども、あるにはあるのだけれど、ともかく全体的にいって、「楽しい!」雰囲気が支配している。
演技面でもそうだ。ヘムズワースは、明らかにお笑いセンスがある。映画の中に出てくる会話は、かなりの量が、即興演技で作られたという。その結果、流れが自由だし、自然だし、特にソー、ロキ、ハルクの間の対立関係をうまく演出している。
ケイト・ブランシェットは、ちょっと出番が少なくて、勿体ない感があった。
コンクリート・プレイグラウンド トム・グラソン評より
マーヴェル映画の中でも最高の部類、という評価
ドクターストレンジのキャラクターがちょっと顔を見せたり、スタートレックみたいな惑星探検アドベンチャーのシーンがあったりするけれど、この映画は楽しさとほろ苦さ、両方でいっぱいだ。
アクションシーンは容赦ないし、音楽もいい.
ハルクとソーの間の、軽口の応酬も、伝説的な見事さだ。一瞬たりとも、だれる瞬間はなかった。逆に、見ている観客に、息を呑ませるシーンがあった。特に、ソーが、電を背負った雷神と化す場面はすごい。
マーヴェルコミック映画の中では、一番面白い部類に入る映画だった。
フィルム・フェア ラヒト・グプタ評より
「世界を滅亡から救え!」というシナリオには飽きた、という意見
1980年公開のSFヒーロー映画「フラッシュ・ゴードン」に凄く触発されているこの映画。ギャグは大胆だし、音楽もいけてる。
けど、ヒーローたちは、ちょっと性的にヘテロっ気が強すぎる感じだし、マーヴェルコミックの映画は、いつも「世界を救え!!」というようなテーマと物語を繰り返し過ぎている。単に、キャラクターと舞台設定をちょっとアレンジして変えているだけ。
シネマローグ ルビン・サファヤ評より
マイティソー バトルロイヤル、一般観客の口コミをチェック!
- 最近のマーヴェル映画の中では一番良かった。けどストーリーはお決まりのものだった。ユーモアはあったけれど。
- 映画は良かったけど、ギャグは時代おくれだし、平凡だった。
- マーヴェル映画の中で一番良かった!傑作!
- ケイトブランシェットの演技がとてもいい!
- 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」みたいな映画になろうとしているようにみえた。けど、「マイティソー」シリーズは、シリアスであってほしい!自分は、この軽快で愉快すぎる「バトルロイヤル」は評価しない、
- マーベル映画のなかで、一番面白おかしい!
- この映画は、昔のパワーレンジャーものを思い出させた。たくさん、バカバカしいジョークが散りばめられているけれど、すべっている感じがしたし、とりあえず、「まあまあ」な映画ってところかなあ。
- 楽しくて愉快!けど、キャラクターを掘り下げられていないし、ポテンシャル的には、ダークな面が出てきても良かったけど、それもなしで終わっていた。
- 過大評価されすぎている気がす・・・。
マイティソー バトルロイヤル まとめ
ちょっと意外なことに、とにかく注目が集まっていたのが、「お笑い」「ユーモア」「ギャグ」でした。
主演のヘムズワースは、とにかく「お笑いのセンスがある!」という意見が多かったです。
評価は9割以上の観客が、面白いといっていて、かなり出来はいいみたいです。
アクションシーンも迫力あるし、とにかく楽しいエンタメに仕上がっていることは間違いなさそう。
(ギャグに関しては、アメリカン・ジョークなので、日本人の私達がどこまで分かるかは、ちょいと謎ですが・・??)
一方、ダークさとか、暗黒な側面を求めている観客にとっては、ちょっと物足りないようでした。