男女共同のルームシェアを実際に体験した私(女)が、デメリットについて本音で語ります☆ 読むと、トラブルになりそうなポイントが事前に分かります☆
「テラスハウス」とかだとキラキラ側面しか見えませんが、リアルな事情も色々あるのです。
男女に限定したデメリットも、ルームシェア全般のデメリットも説明します。
ルームシェアやシェアハウス入居してみたい人はご参考ください。
男女ルームシェアのデメリット一覧。
デメリット① お風呂上りの問題
一人の時みたく、お風呂あがって、そのまま居間に直行~とか出来ません。
ルームメイトとは、血縁家族ではありませんから、猥褻罪になっちゃいます(??)(血縁だって、裸で歩き回るお父さんお母さんは問題かな・・・)
夏に裸族になって涼むとかもできませんよ!
個人的に、それほど不自由は感じてませんが…。
ちなみに、お風呂はどうしているかというと、もちろん一つバスルームを共用してます。交替で入浴。ゲストハウスとかと一緒ですね。
キッチンとバスルームは繫がっているので、カーテンを引いて、脱衣スペースを作ってあります。
でも、互いに気を使って、相手が入浴している時は、なるべくキッチンには出ていかないようにしてます。相手が確実にお風呂に入ったのを確認した後は(お風呂のドアが閉まった音で分かる)
食器洗いにキッチンに出たりもしますが、すぐ引っ込みます。
トイレも、バスルームの横にあるので、相手が入る前にすませておく必要あります。
デメリット② 年配の人にはふしだらと思われる(??)
ルームシェアというのは、近頃増えてきてはいるものの、まだ年配の世代には浸透していないみたいで、奇妙に思われることもあります。
特に、ウチは男女でシェアしてるというのが珍しいのもあって、
特におじちゃんたちの反応は「ウオ―ッ!有り得ない!」という激しいものなことが多いです。
(おばちゃんたちは、おおむね普通に受け入れてくれます、何故か)
だから、年配の人には分かってもらえそうな人にだけ話した方が無難です!
私も、以前うっかり50代、60代のおじさま二人に話したところ、
それをネタに大盛り上がりされて、後悔しました…。
「私だったら相手の女性を監禁しますよ!!」
「わ~、菌が沢山まき散らされちゃいますよ!」
「お風呂に白いものがありませんか??」
(え、何のこと??ww)
今の「草食系男子」「弁当男子」とか、割とゆるゆる~と、中性的になりつつある、最近の若い世代の感覚は、やっぱちょっと、昔のいわゆる団塊世代あたりのマッチョなおじちゃんたちにはピンと来ないものがあるようです。
大家さんでも、ルームシェア用には貸し出さないというところもありますので、事前に確認しておきましょう。
ルームシェアオッケーの、UR団地の見学に行った時は、係りのおばちゃんに
「失礼だったらごめんなさい、でも子どもができた場合は出ていってもらいますので・・・」
といわれて苦笑しました。
(でもなんでそんな規則があるのだろう?風紀が乱れるのを防止しているのか?)
今の20代、30代のヒトでも、やっぱ異性は異性だから、一緒に暮らすのなんて無理!って方々もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
でもやってみると以外と不便しないっす、というのが今の私の意見。でもってこれと関連して次の点に。
デメリット③ 服装に気を使う。
ですかね。いや、一応やっぱ最低限気をつかいます。スーパー草食系とはいえ、まだ30そこそこの男子(っていっていいのかな)が同居人なわけで…。
ボディコンとか、谷間やへそ出し、生足だしファッションは出来ませんねー。(ていうか、元からしないわ)
ふわふわゆるゆる過ぎるガーリーファッションもしてません。
同居人からしたら、余計な気遣いかもしれませんけどね・・(^^;)
「お前には間違っても誘惑されねえよ!」みたいな…。
私の場合は、前からそういう格好をあんまりしないので、そんなに不便感じてませんね。
ただ、元からあまり色気がないところが、ますます少年のようになってしまっているかもしれません。
これが一番、はたから見たら問題といえば問題かもしれませんね。
ぶっちゃけ、私は最近、アセクシャルな傾向がありますので(男女共に恋愛感情を抱かない)、ますますあまり自分を女として見られるのを意識的に避けているところはあるかもしれません。
このあたりは、人によりけりでしょうね。
また、段々、相手の存在になれてきて、家族のような空気のような感じに思えてくるので、服装はあんまり心配しなくてもいいかもしれません。
三人以上で住む場合は、関わりが分散されるので、もっと気楽に構えられると推測してます。
※ 追記
現在、ルームシェアして一年ほど経過したので、上に書いたみたいに、だんだん空気みたいな存在になってきました・・・。なので、あまり異性として気を使うことがなくなってきてますねえ・・・。弟的な存在かもです。
デメリット④ 恋人を作るときに疑われる可能性
これも男女二人のルームシェアという、ちょっと変わった状況なためですが、恋人ができた時に、異性と暮らしてるというと、
「え、それってどういう関係?」「怪しい」と思われる可能性は高い、というか、まず怪しまれるでしょうね。
この点、事前に確認したところ、ウチのルームメイトは、「彼女ができたとしたら、そういう事情も分かってくれる子だろうから、大丈夫」とのことでした。
「相手はレズビアンなんだ」、とか「ゲイなんだ」と言っておけば当面は誤魔化せるかもしれませんが…。ま、正直に事情を説明するのが一番かなあと思います。
私自身は、今後経済状況から一人暮らしはキツかったり、新しいライフスタイルが広まったりで、ルームシェア自体の件数はどんどん増えて、そのうちに異性のルームシェアも今よりは普通になってくるんじゃないかと推測してます。
→→ その後、うちのルームメイトには、めでたく彼女が出来ました!
週に何回かは、そちらにお泊りしてきてます。なので、理解ある恋人を見つけることは可能みたいですよ~~。
あとは、「彼女と二人きりで暮らしたいからルームシェア解消!」とか言い出されると、お金の無い私は路頭に迷ってしまうので心配ですが、
最初に「ルームシェア解消の場合は、後釜を見つけるか、家賃半額を負担する」という契約してますんで、まあ大丈夫でしょう・・・。
デメリット⑤ ルームメイトの生活に干渉したくなる。
わたしは、かなり健康マニアです。
だから最初、ルームメイトがカップラーメンやら、コンビニ弁当やら、砂糖てんこ盛りの菓子を旺盛に食べているのを見て、クラクラしました。
うきゃー!あんなに添加物まみれ、古い油まみれのものを~~!体が壊れてしまう!!低血糖になってしまう!
などと…。
(ジャンクフード好きな方、スミマセン)
それで、最初はもう三十路なんだから、そんなもの食べてるとやばいよ!食品は裏面の表示見て買った方がいいよ!ちゃんと自炊しなよー、などと口出ししてしまっていました。
しかしある時、「私はかあちゃんではない!」とハッと気づき、
(ある時、同居人も「そんなにゆーならご飯つくってよ!」みたいにすねてきましたし
「うんうん、人には不健康なものを食べる自由もあるよね~。いいんだよ、いいんだよ」
などと夜回り先生ばりに、寛容のまなざし(?)で見つめることに決めました。
今ではその甲斐あってか(?)、ルームメイトの食生活は少しばかり健康的になってはいます。
ただ互いの生活に口出しせずにはいられない状況になってしまうと、たぶん何かとストレスが貯まってしまうかもしれませんね。
デメリット⑥ 音の問題。
夜遅くまで音楽かけない、とかラップ練習しない(ウチの同居人ヒップホップ好きなんです)とか、ゴミを散らかさないとか、まあ常識的なことが、守れればよいのですが、一番気になるのは多分「音」でしょう。
仕切られているとはいえ、一般賃貸よりは、壁が薄いので・・・。
生活リズムが極端に違うと、ルームシェアは難しいので(間取りにもよるかな)、事前に要確認です。
勉強してる時に隣から「ぶうん、ぶうん、ぼん、ぼん、ぼ、ぼん」みたいな謎の呪文が聞えてきて、ウゴー集中できんがな!! ってことありました。
同居人のラップ練習でした・・・。
あと、ウチのルームメイトはインディーズバンドのライブに熱心に通っているのですが、そのせいか夜中に叫びます!!イン ヒズ ドリーム。
始めて聞いたときはガクブルしました・・・。
「ヒヒーン!!ぐにゃあー!ヒューヒュー!」
みたいな、馬のいななきと猫が踏み潰されたような声と、モー娘(古い?)の掛け声が合わさったような、なんとも奇妙な絶叫だったもので・・・。
でもたまにですし、慣れました。
慣れってだいじ!
デメリット⑦ 衛生の問題
同居人は冬になると、しょっちゅう、どこから風邪を貰ってきてしまいます。私は滅多にひかないので、たかをくくっていましたが、三回目くらいにみごとうつされてしましました・・・。
同居人はスーパースプレッダーだったのか??
それから、旅行とか大事なお出かけ前に、同居人が風邪を引いた場合、一時的に実家に逃げてます。(鬼・・・)
でも、うがい・手洗いを、帰宅時の習慣ということで、新たにルール設定してから、互いに風邪をひく確率はぐんとさがりました。工夫次第です・・・。
デメリットその他
あとはまあ、帰宅が夜遅くになる時は、気を使います。なるべく夜23時までにはアパートに着くようにしてます。また、遅くなりそうな時はツイッターやメールなどで何時になるか連絡しておくのも大切。
大勢で住む場合、場を取り仕切るボスがいたり、ストーカーされたりとかもあるようです・・・。
これは、事前になるべくリサーチするしかないですね・・・
一般的な危険性や、下見の時に注意した方がいい点については、こちらの記事にまとめてますよ☆
こちらも、シェアハウスに短期入居したときの実体験に基づいています。
ルームシェア生活の本音をさらに、暴露
さて、ルームシェア生活も、約3年がたとうとしている今!(月日の流れは早いなあ・・・)
本音をさらに付け足しておこうと思います・・・フフフ・・。
ルームシェア時のトイレ問題
まず、男子とルームシェアした女子が思うことって、「男って立ってトイレするんだなあ」ってことかも(笑)
ていうのは、やっぱり一人暮らしの時よりもトイレにアンモニア臭がしやすいかも・・・。これは男子がスタンディングポジションで放尿することによると思います。どうしたって、細かい飛沫が飛び散ってしまうんでしょうねえ・・・(遠い目)
とはいえ換気扇回せばすぐに消える程度ですし、女子だって排泄はしますからねえ、自分だって色々汚しているだろう・・。
トイレの大きい方については、それほど問題ないです。直後にお互いトイレに入りさえしなければ臭いはそれほど気になりません。
あとトイレは「流せるトイレブラシ」が便利です。どうも、トイレに置いておいて使い続けるブラシだと、不潔な気がして使えません。汚した時には都度、ペーパーで拭くのが、一番衛生的かも・・。
ルームシェア時の洗濯問題
洗濯は、互いに使わない時にすればいいので、かちあう問題はあまりないですが、私はなるべくルームメイトがいない時を見計らって洗濯するようにはしてます。なぜかというと、やっぱり下着とかを見せるのは抵抗あるから・・・(;^ω^)
数時間いなければ洗濯から、物干しまでできるので、特に不便はしてません。
よくもわるくも家族になる
結局、一つ屋根の下で暮らしていると、どうしても「家」族になるんだなあ~と感じています・・・。
なんで、どの関係性が一番近いかというと、やはり「兄弟」かもしれません。
三年も一緒に住んでいると、やっぱりくだらないことで喧嘩したりもしますし、しかし一緒に住んでいるからには、いつまでも顔を合わせないわけにもいかないので、ふとしたことで、また元に戻ります。
「あ、窓にヤモリがいる!」とかそういう、たあいないことでまた話始めるわけです(笑)
お互いのいいところもわるいところも知っていて、幻想がなくなってくるという点は、本当に家族にそっくり。
面白いですよ、こういう体験。
本当の家族みたいに「もう口も聞きたくない!」と思うようになってしまったり、逆にとても親密な家族愛が生まれたり、それは状況次第とおもいますが・・・。
尚、メリットはこちらで解説。
シェアハウスの探し方は、こちらで徹底解説してます☆